COLUMN

115 アニメ様日記 2017年8月6日(日)~

2017年8月6日(日)
「第134回アニメスタイルイベント公開30周年 山賀博之が『王立宇宙軍 オネアミスの翼』を語る」開催日。公開前にガイナックスで購入したスタッフ同人誌を持って会場に。第一部は山賀博之監督にたっぷりと語っていただき、第二部では貞本義行さんにも登壇していただいた。第一部、第二部まとめてひとつのインタビューとしてとらえると、充実したものになったのではないかと思う。こういった過去作品についてのトークイベントも面白い。可能ならまたやりたい。

2017年8月7日(月)
取材の企画のためにある作品をひたすら観る。たっぷり観たうえで出した結論は「今はこの企画はやめておいたほうがいいかな」だった。たまにはそんなこともある。
 昨日のイベントで参考にするために注文した『王立宇宙軍 オネアミスの翼』LDBOXが届く。ああ、やっぱりLDBOXの解説書に山賀さんのラフコンテと完成コンテの比較が載っていた。もう1日早く届いていれば使えたのに。惜しい。
 仕事の合間に「イントゥ•アニメーション7」へ。着いた時には最後のプログラムの終盤だった。小冊子「日本アニメーション100年史 ~なまくら刀からこの世界の片隅に…~」をいただく。個人作家のアニメーション側から見た「100年史」といった内容で、僕にとっては新鮮だった。『なまくら刀』から始めるなら、商業アニメ中心の「100年史」よりもまとまりがいいかもしれない。

2017年8月8日(火)
『NEW GAME!!』を1話から最新話まで観る。2話で藤原佳幸監督が演出処理を担当していて、それがよかった。絵コンテでなく、演出処理を担当したのがよかったのだ。
 コミックマーケットでアニメスタイルの販売スタッフが着るTシャツが届いた。絵柄は「平松禎史 SketchBook」で収録したイラストの1枚を使わせていただいた。これはいいな。単独商品として売り物にしてもいいくらい。

2017年8月9日(水)
早朝に24時間営業の書店に行って、何冊か雑誌を購入する。1冊が「ユリイカ」の幾原邦彦特集。
 昨夜の「ルパン三世ベストセレクション」では19位を放映。『PARTIII』50話(最終話)「原潜イワノフの抹殺指令」だった。ここまで発表された19位から24位の6本の中で『PARTIII』が3本。『PARTIII』はほとんど入らないのではないかと思っていたので意外。

2017年8月10日(木)
午前中に『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1』の試写に。大胆な物語構成、大胆な画面構成。観終わって思ったことは「ここで終わり? 早く『2』を観せて」だった。
 製本された「平松禎史のうすい本 2017夏」と「磯光雄 Flip Book」が編集部に届く。「磯光雄 Flip Book」は製本的にも豪華な仕上がりに。

2017年8月11日(金)
コミックマーケト92第1日目。今回の新刊は「平松禎史 SketchBook」と「磯光雄 ANIMATION WORKS vol.1」。それぞれコミケ特典の「平松禎史のうすい本 2017夏」「磯光雄 Flip Book」付き。Twitterを見ると、購入された方達に好評のようだ。よかった。誤算は販売スタッフが首にタオルを巻いているので、平松さんの画を使った販売スタッフ用Tシャツの画がよく見えないということ。

2017年8月12日(土)
コミックマーケット92第2日目。事務所に戻ったら日本映画専門チャンネルで『たまこラブストーリー』をやっていた。あれ、この作品の撮影ってこんな感じだったっけ。面白いなあ。機会を見つけて観直そう。