COLUMN

アニメ様の『タイトル未定』
412 アニメ様日記 2023年4月16日(日)

2023年4月16日(日)
イベント前に、OVA『ああっ女神さまっ』を観返す。当時はベルダンディーが降臨したこと自体が幸福なことだと思ったけれど、この年齢になると「ここはまだまだスタートラインだなあ」と思ってしまう。OVAの1話、2話は「このカットはセル撮したなあ」とか、そんなことばかり思い出す。1話に関してはムックを作ったわけでもないのに、かなりの量のセル撮をやっているなあ。OVAの1話、2話の後に、TV『ああっ女神さまっ』1話、2話を観る。OVAとTVでは絵作りの方向がかなり違う。TVの2話で願いが受け入れられて、ベルダンディーと一緒に暮らすことになった螢一が自分は貧乏だけどいいのか、バイトもしなくちゃいけないんだけどいいのか、とベルダンディーに問うところが、今の深夜アニメを観慣れた目で観ると、やたらと地に足が着いていて、むしろ、新鮮。OVAだと1話で螢一とベルダンディーが他力本願寺に落ち着くところまでやって、螢一の妹の恵まで登場するが、TVは2話が寮を追い出されて、螢一とベルダンディーが自動車の中で夜を明かすところまで。他力本願寺に落ち着くのは3話。OVAは話を圧縮していて、TVは膨らませている。
昼に「第203回アニメスタイルイベント ANIMATOR TALK 合田浩章&松原秀典」を開催。お客さんとして黄瀬和哉さんが来るのは分かっていたのだけれど、それ以外に業界の方が何人も。荒牧伸志さんもいらしていた。トーク自体は楽しいものになった。今回のイベントで松原秀典さんの姓の読みが「まつばら」ではなく「まつはら」だったということが判明した。戸籍上の名前は「まつはら」。ご本人は「まつはら」と呼ばれるのが嫌なので「まつばら」と呼んで欲しいそうだ。イベント終了後、駅に戻る途中で、もんじゃ焼きの店にいたアニメスタイルイベントの常連さん達に声をかけられる。実はその方達に謝ることがあって、お邪魔して少し吞む。

2023年4月17日(月)
疲れていたので、低空飛行にした日。散歩のついでに、高田馬場で翌日に打ち合わせで使う喫茶店の下見をした。仕事関係でまたまた大き目のアクシデントが発生。「やばい」とか言っている場合ではない。
例によってながら観だけど、録画で現行のアニメをひたすら観る。この日だけで1クール分以上の本数を観た。『六道の悪女たち』が楽しい。配信で『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』も観た。

2023年4月18日(火)
あるアニメーターさんと打ち合わせ。お宝資料を沢山お借りする。作業は沢山やっているのだけれど、原稿が進められないと、仕事をしている気があんまりしない。現行のアニメを観て、Amazon prime videoにあった「東京大学映画祭」を数本観て、「式日」が観たくなってDVDで視聴。それから、TOKYO MXでやっていた『ARMORED SAURUS アーマードサウルス』の1話を観た。映像に関してかなり頑張っていた。メカメカしい。
『アリス・ギア・アイギス Expansion』3話。劇中のセリフで、キャラクターの日向リンというキャラクターについて、セリフで「ひむかいっち」と呼ぶべきところで、誤って「ひなたっち」と呼んでしまったのだそうだ。作品公式サイトでそれについてのお知らせを読んでから、3話を観たので、申し訳ないけれど、笑わなくていいところで笑ってしまった。特に最後のセリフ。
『名探偵コナン 黒鉄の魚影』が初週3日間で興収31億4,638万7,340円だそうだ。4月14日(金)の初日朝イチで『黒鉄の魚影』を鑑賞した後、ワイフは『名探偵コナン』にどっぷり浸かって、サブスクでTVシリーズを観て、劇場版を観て、Kindleで原作も読んで、17日(月)の朝は一人で『黒鉄の魚影』のおかわりにいった。終盤の灰原と蘭のキスがいいらしい。確かにあれには驚いた。Twitterで「ファンを殺しにきた映画だ」という発言を見たけれど、確かに殺しにきているなあ。「映画館で何度も殺されたい」って感じなんだろうなあ。自分の『黒鉄の魚影』の感想はまた改めて。

2023年4月19日(水)
この日でワイフは朝の散歩が4日連続。連続して散歩に行けるくらい元気になったのは、半分は『名探偵コナン 黒鉄の魚影』のおかげらしい。自分はダイエットを続けたためか、この数日はスタミナ不足。
昼の買い物中に、サンシャイン60の「てんぼうパーク」がオープンしていることを思い出し(オープンは4月18日(火)だった)、あまり人が並んでいないかったので、入場して一回りする。座るところが多いので時間を潰すのにもいいかも。
『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』を1話から14話まで流し観する。

2023年4月20日(木)
『贄姫と獣の王』1話がよかった。2話以降もあのテンポと雰囲気なのかな。仕事の合間に新文芸坐で『マッドゴッド』(2021・米/84分/PG12)を観る。尖った内容のストップモーションアニメ。これが一般映画として公開されていることが凄い。今の自分にとっては観たいタイプの映画ではなかったけれど、高校生の頃に観たらかなり楽しんだかもしれない。
「Gメン’75」の137話「’78新春大脱獄!」、138話「復顔術」の録画をながら観。137話で劇中でかけられたレコードが「Gメン’75」のテーマ曲で、シーンが変わってもテーマ曲が流れ続ける。つまり、劇中曲兼BGMとして使っているところが面白かった。

2023年4月21日(金)
かなり久しぶりにOVA『人魚の傷』を視聴。主人公が山寺宏一さんだ。OVA『人魚の傷』は1993年9月発売で『獣兵衛忍風帖』は1993年6月5日公開だ。『獣兵衛忍風帖』が山寺さんの初めての主人公だという記事を読んだ記憶があるけど、その直後の作品なのね。『D・N・A2 ~何処かで失くしたあいつのアイツ~』1話も観る。
午後はWOWOWの「暗殺者[吹替補完版]」「デッドフォール[吹替補完版]」を流し観。特集「吹替で楽しむ!シルヴェスター・スタローン×ささきいさお」のプログラムで、他には「コブラ」「スペシャリスト(1994)[吹替補完版]」を放映していた模様。「デッドフォール」でシルヴェスター・スタローン演じる主人公が、冒頭で「ランボーのつもりか」という意味のことを言われて「ランボーはひよっこさ」と言うのがちょっと面白かった。「デッドフォール」は二人の刑事のバディ物で、佐々木功さんとコンビを組むのが、安原義人さん。二人の掛け合いが楽しかった。

2023年4月22日(土)
朝から昼過ぎまでみっちり作業をした。ざくざくとラフを作成して、Chatworkに送った。最近は複数の作業を並行して進めることが多くて、ひとつの作業を長時間やったのは久しぶり。その後はワイフと外出。六義園でツツジを見てから「もつ焼 高賢」で食べて吞む。話は変わるけど、『カワイスギクライシス』は引き続き、登場人物が馬鹿で可愛くて楽しい。