COLUMN

アニメ様の『タイトル未定』
409 アニメ様日記 2023年3月26日(日)

2023年3月26日(日)
仕事の合間に新文芸坐で「大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院」を観る。修道院での修道士達の生活を追ったドキュメンタリーで、ネットの感想を目にして観に行くことにした。緊張感のある作品を期待したのだけれど、そういうタイプの映画ではなかった。修道士達が雪遊びに興じるところがあったけれど、あれはごく珍しい出来事だったのだろうなあ。他にもテロップ等で解説を入れてほしいと思う箇所があった。自分はハマらなかったけれど、この映画にハマる人がいるのは分かる。169分の時間は修道院で変化のない日々を表現するのに必要だったのだろう。Amazonを見ると、DVDには未収録映像が約52分入っており、それとは別に資料が満載なのだそうだ。
『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』『TRIGUN STAMPEDE』『弱虫ペダル LIMIT BREAK』『老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます』の最終回を観た。

2023年3月27日(月)
仕事の合間に花見。ワイフの体調のこともあって、近所の公園で桜を見た。社内スタッフとのやりとりにChatworkを導入して、ラフやデザインのやりとりを進める。
『デジモンゴーストゲーム』の後番組は『逃走中 グレートミッション』。あの枠が、既存シリーズの新作あるいはリメイクでないのは何時以来かと確認したら、どうやら『トリコ』(2011年~2014年)以来のようだ。
DMM TVのCMの雨宮天さんがよい。レンタルビデオ店の店員の役なんだけど、リアルにいるかもしれないオタク系美人という感じ。
買うか買わないかで悩んでいた「宣弘社ヒーロー全記録」。定価が税込で5000円近い本が、Kindle Unlimitedで無料で読めることに気づく。マジか。
『魔道祖師 完結編』『The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War』『神達に拾われた男2』『便利屋斎藤さん、異世界に行く』『虚構推理 Season2』の最終回を観る。
録画でWOWOWで放映された『Coo/遠い海から来たクー』を観た。

2023年3月28日(火)
『グリッドマン ユニバース』を鑑賞。語るべきポイントが多すぎる。次回作は「新条アカネの大冒険」でいいんじゃないのとか、極々普通の告白で終わったところがトリガー作品(ルーツのガイナックス作品を含む)として画期的とか、雨宮哲監督にはアクション無しの恋愛ものを作ってほしいとか、クライマックスのアクションのボリュームが破格だとか、エンディングの後のアレが「アベンジャーズ」のパロディだとしたら秀逸だとか、中盤の異変はもっとボリュームがあったほうがよかったんじゃないかとか、ガウマの姫は決着の付け方が最高とか、『パシフィック・リム』の一作目で「これからはこれをやらんといかんのか」と思った巨大感の表現にようやく追いついたとか。一番驚いたのは、やっぱり実写世界(現実)に行った新条アカネのその後を描いた点で、あれは『まごころを、君に』のオマージュだったとしても、それを超えたものになっていて、この作品で語るべきのポイントだと思う。物語を整理したら、もっと気持ちよく観られたと思うんだけと、それを上まわるくらい語りたいポイントが多かった。
新しい書籍の企画書を書く。この書籍については珍しくとんとん拍子で進みそうなのに「これってイラストの線画のコピーが残っているから、印刷物から影線を抽出したら、セル塗りできますよ」とか、社内スタッフが手間がかかることばかり言い出す。たまにはスピーディーに本を作る方向で考えてほしい。
『吸血鬼すぐ死ぬ2』『もののがたり』『永久少年 Eternal Boys』『クールドジ男子』『吸血鬼すぐ死ぬ2』『英雄王、武を極めるため転生す そして、世界最強の見習い騎士』の最終回を観た。『永久少年 Eternal Boys』の最終回がよかった。

2023年3月29日(水)
ローソンで「3月のライオン」コラボの「川本家 パズルのおとも おやつセット」を購入。入っているお菓子は羽海野チカ先生が選んだのだそうだけど、そうか、川本家で食べられているお菓子はこんな感じなのかと納得。ちょっと感動した。
15時に病院Bに。今回は呼吸器関係の診察。薬がひとつ減った。よかったよかった。事務所に戻って、ショートメッセージで『グリッドマン ユニバース』について長々と熱く語る。しかも、相手は『グリッドマン ユニバース』の関係者だった(監督ではない)。
『人間不信の冒険者たちが世界を救うようです』『とんでもスキルで異世界放浪メシ』の最終回を観る。少し前の放映だけど『ブルーロック』の最終回も観る。
録画で『デュエル・マスターズ WIN』最終回を観る。声優トークのコーナーで、ボウイ(男子)のヒロイン力が目を見張るという話題で、オープニングでヒロインみたいになっているのは「作画チームの暴走のため」という話がちょっと面白かった。ただし、映像を観るとそんなに暴走はしていない。
『SSSS.DYNAZENON』の再見を始める。

2023年3月30日(木)
『トモちゃんは女の子!』の最終回、『テクノロイド オーバーマインド』の最終回、『ツルネ -つながりの一射-』の最終回、『文豪ストレイドッグス』4期の最終回を観た。『トモちゃんは女の子!』の最終回がなかなかよかった。
『SSSS.DYNAZENON』の再見が終わったので、続けて『SSSS.GRIDMAN』を全話観る。『グリッドマン ユニバース』は本当にハッピーな作品だったんだなあ。

2023年3月31日(金)
『【推しの子】』の先行上映をグランドシネマサンシャインで観る。今回の映像化分は原作既読。きちんとした映像化になっているはず。ただ、映画館で観るものとしては物語の構成がしんどいかも。原作にある内容なので、ネタバレを気にしないで書くけど、星野アイが死ぬシーンは力が入っていた。仕事が一段落したら観に行くつもりで、ギリギリにチケットを取ったのだけれど、ほぼ満員になっていて、一番前の列の端の席で観た。
『スパイ教室』と『コタローは1人暮らし』の最終回を観た。

2023年4月1日(土)
日本映画専門チャンネルでやった『シュンマオ物語 タオタオ』を録画で少し視聴。記憶に間違いがなければ動いている映像を観たのはこれが初めて。公開当時の1981年に、都内のデパートでこの映画のセル画が販売されており、友人に付き合って一緒にその販売コーナーに行ったことがある。キャラクター(主にパンダ)の影色とノーマル色の境界部分に、大きな模様が並ぶようような処理でグラデーションが表現されていた。その表現が日本のアニメのセルでは見たことがないもので、また、表現そのものが面白くて感心したのを覚えている。当時から、そのグラデーション部分が動いたらどう見えるのが気になっていたのだけれど、それがようやく確認できた。キャラクターが動くとグラデーション部分がモワモワと動く。きれいに動いているわけではないけれど、生命感が表現されていると考えることもできる。それから、基本的には背景のグラデーションとキャラクターのグラデーションを合わせるという発想だったのだろうと思う。
話は変わるけど、『ニャンジャラ』で「教師生活5、6年~」というセリフがあってちょっと笑った。