COLUMN

アニメ様の『タイトル未定』
396 アニメ様日記 2022年12月25日(日)

2022年12月25日(日)
退院してから5日目。午前2時半くらいに目を覚ます。普段ならそのまま起きて出社するところだけど、今はたっぷり休んだほうがよいので二度寝。午前5時くらいに出社。グランドシネマサンシャインの午前8時35分からの回で『かがみの孤城』を観る。力作だった。原恵一監督自身が企画(原作を含む)に歩み寄っているというのもあるのだろうが、今回は原監督と企画との相性がよかったのだろうと思った。
体重の話。退院後も食生活に関して入院中のテンションを維持して、夢の65キロ台を達成。高校時代よりも軽くなっているはず。

2022年12月26日(月)
退院してから6日目。グランドシネマサンシャインで「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」【IMAXレーザーGT3D字幕版】を鑑賞。自分でIMAXを選んだのだけど、単純に映像を楽しむのだったら、Dolby Cinemaのほうがよかったかもしれない。かなり長い映画だった。TVドラマ数話分をまとめて観ている感じ。ただ、作り手が既存の娯楽映画の枠に収まらないものを作ろうとしているのなら、「長すぎる」と文句を言うのも違うのかもしれない。
「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の前に「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」のメイキングが上映された。これが面白いし、迫力も凄い。CGで世界を描いた「アバター」の前に、生身の命がけアクションで観客を魅了する「ミッション:インポッシブル」のメイキングを流すのも狙いなのか。
東武百貨店池袋店の「忍たま乱太郎原画展 ~アニメ放送30年ありがとうの段~」を覗く。巧い原画がセレクトされているとか、作画監督の修正がセレクトされているとか、そういうことではなく、とにかく『忍たま乱太郎』の原画(一部は動画だったはず)が並んでいる感じだった。別にそれが悪いと言っているわけではない。作画好きのためのイベントではないのだろう。原画を使ったグッズが販売されていたのも面白かった。
『宇崎ちゃんは遊びたい!ω』『夫婦以上、恋人未満。』『女体化した僕を騎士様達がねらってます』『ピーターグリルと賢者の時間 Super Extra』『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う』の最終回を観る。『アイドリッシュセブン Third BEAT!』26話、『不滅のあなたに』シーズン2の10話を観る。
確認することがあって『ぐでたま 母をたずねてどんくらい』を1話からラス前まで観る。

2022年12月27日(火)
退院してから7日目。TOKYO MXの『マジンガーZ』を観ていると、画面はスタンダードでいいじゃん、構図はこれくらいシンプルでいいじゃん、と思う。今のキャラクターデザインや作画だと、あんなシンプルな構図だともたないのかもしれない。
『BLEACH 千年血戦篇』の1時間スペシャルを観る。溜まっていた『SPY×FAMILY』の録画を全部(6話分ほど)観る。

2022年12月28日(水)
午前中から昼は猛烈な勢いで用事を片づける。ある書籍の増刷をしなくてはいけないことが分かって、印刷会社に電話する。午後は先日まで入院していた病院に。レントゲン、採血、CTスキャン。先生によれば肺は大体治っているそうだが、1月にまた来ることに。事務所に戻って、また用事を片づける。年末らしい忙しさ。
『チェンソーマン』『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』『後宮の烏』『マブラヴ オルタネイティヴ(第二期)』の最終回を観る。『うたわれるもの 二人の白皇』27話、28話スペシャルを観る。配信で『私ときどきレッサーパンダ』を観た。それから、TOKYO MXの『ファンタスティック・プラネット』を流し観。この映画は以前にも観ているけど、地上波で観ると味わい深いなあ。
今年辺り、TVアニメ『NEW GAME!』の完結編、あるいは第3期が始まるかと思ったら始まらなかった。

2022年12月29日(木)
『恋愛フロップス』『ある朝ダミーヘッドマイクになっていた俺クンの人生』『VAZZROCK THE ANIMATION』の最終回を観る。「魔法のプリンセス ミンキーモモ BD-BOX発売記念特別放送」を観る。『陰の実力者になりたくて!』13話を観る。

2022年12月30日(金)
コミックマーケット101の1日目。販売は事務所スタッフに任せて、自分は会場には行かなかった。会場はストレスが溜まりそうだし、今はそれも避けたほうがいいだろうと判断した。午前中の散歩で、池袋から新宿まで歩く。それを狙って行ったわけではないが、この日が紀伊國屋書店の新宿本店別館(アドホック新宿ビル)のコミック・DVD売場の最終営業日だった。使いやすい店だったので残念。買ってなかったアニメ関連書籍があったので購入する。事務所に戻って、その後はデスクワーク。年末年始にやるつもりの「原稿A」と「原稿B」のうちの「原稿A」に着手。原稿だけを集中してやるは久しぶりで、とても楽しかった。昼間から近くの居酒屋で吉松さんと吞む。ほぼひと月ぶりの飲酒だった。病気のこと等、色々と話す。事務所に戻ってまた原稿。夕方、コミックマーケット101の売り上げのことでアクシデントが発生。しかし、対応しきれず。
「『勇者特急マイトガイン』30周年Blu-ray BOX発売記念特別放送」「魔法使いの嫁 第12.5話『魔法使いの嫁』スペシャルダイジェスト」『シルバニアファミリー フレアのハッピーダイアリー 特別編』を観る。
確かめることがあって『たまゆら ~もあぐれっしぶ~』1話から7話途中まで流し観。

2022年12月31日(土)
コミックマーケット101の2日目。この日も会場のことはスタッフに任せた。前日のアクシデントは朝のうちに解決した。年末年始の作業は「原稿A」と「原稿B」だけにするつもりだったのだけど、30日に「原稿A」の作業が予想以上に進んだので、この日は「この人に話を聞きたい」Kindle化の作業を進めた。15時にワイフと蕎麦屋に行って、早めの年越し蕎麦。
朝の散歩では『たまゆら』のサントラを聴いた。これは散歩向きのアルバムだ。『ずんだホライずん 東北ずん子のミュージカルアニメ』を観る。『ブルーロック』を改めて1話から5話まで観た。『令和のデ・ジ・キャラット』を1話~14話まで流し観。
細野不二彦さんの「1978年のまんが虫」をKindleで読む。後に『さすがの猿飛』等を発表する彼の自伝的な作品で、プロデビューの前後が描かれている。スタジオぬえの面々や美樹本晴彦さん、河森正治さんも登場。知りたかった時期の、知りたかった人達の話ということもあって興味深く読んだ。地に足が着いた青春物で、ある意味において、島本和彦さんの「アオイホノオ」と好対照。作中の主人公の自己評価の低さは、ある程度は本当のことなのだろうけど、「いやいや、デビュー作の『クラッシャージョウ』から細野さんはイケてましたよ」と当時の細野さんに伝えたくなる。他の読者も同じことを思ったはずだけれど、続きが読みたい。せめて「GU-GUガンモ」連載終了辺りまでは読みたい。