編集長・小黒祐一郎の日記です。
2021年2月14日(日)
グランドシネマサンシャインで『プリンセス・プリンシパル Crown Handler』第1章を観た。他は散歩とデスクワーク。
2021年2月15日(月)
途中から雨が降ってきたので、午前中の散歩は途中から傘を差して。午後はワイフと国立新美術館の佐藤可士和展に行く。自分は彼の仕事に雑誌の特集やムックで何度か触れていた。そのおさらいをする気分で展示を見た。基本的に知っている内容なので冷静に見てしまったけれど、それでも触発されるものはあった。会場の販売スペースに佐藤可士和さんがデザインをしたTシャツが売られていた。マンガやアニメ、あるいは特撮作品を題材にしたシャツもあり、欲しいものが沢山。勢いで買うと万単位で使ってしまいそうなので、この日は買うのはやめておいた。一番欲しかったのが『ポケットモンスター』シリーズのサトシゲッコウガのシャツだった。サトシゲッコウガは『ポケットモンスター XY&Z』の作画のいい回のイメージが強い。だから『新・鉄人』のブラックオックスが好きなのと同じ理由でサトシゲッコウガが好きだ。しかし、どうしてサトシゲッコウガ? マンガやアニメで今回のTシャツの題材になっているのは、他は1960~70年代の作品ばかりなのに。
池袋に戻り、食事をしてから事務所に。「川元利浩アニメーション画集」の色紙のイラストを発表する。取材の予習で『きみと、波にのれたら』『DEVILMAN crybaby』『フリップフラッパーズ』を流し観。
2021年2月16日(火)
早朝から体調が悪くなって朝9時に病院に。CT検査等をやってもらう。病名はここでは書かないけど、この日記の2020年12月9日で書いた体調不良の理由がようやく分かった。既に快方に向かっていて、薬は抗生物質をもらっただけ。その後も痛みは続き、騙し騙し仕事を続ける。午後に池袋駅前の喫茶店で打ち合わせを一件。今後の仕事についてちょっと考える。「川元利浩アニメーション画集」は編集作業の追い込み。
2021年2月17日(水)
昼前に痛みがひく。一時はどうなることかと思った。ああ、好きなだけ仕事ができるって素晴らしい。夕方からBONESで打ち合わせ。『ぶらどらぶ』をAmazon prime videoで8話まで観た。
2021年2月18日(木)
早朝に出社して、公園に行ってラジオ体操をやり、また事務所に戻るパターンが続いている(ちなみに朝のラジオ体操は午前6時30分から)のだが、この日はラジオ体操から戻ったところで、会社の階段で事務所スタッフとすれ違ってびっくり。彼は普段は自宅勤務であり、印刷会社から出た校正紙を見るにために、通勤ラッシュを避けて朝早く出社したらしい。病院に行って16日の検査結果を聞いたところ、特に問題はないとのこと。追加の薬もなし。「川元利浩アニメーション画集」の追い込みは続く。最終的な部数決定で悩む。深夜アニメの未視聴分を観て、午後はAmazon prime videoで「孤独のグルメ」を流す。何を観るかで悩んだ時は「孤独のグルメ」だ。全話観ているつもりだったけど、第5シーズンの後半は観ていなかった。
2021年2月19日(金)
散歩以外はデスクワーク。「川元利浩アニメーション画集」の追い込みは続く。『ホリミヤ』の未視聴話数を配信で視聴。『ホリミヤ』は気持ちが入れやすい。Netflixで『岸辺露伴は動かない』全4話を一気観した。最初に作られたエピソードは『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』Blu-ray・DVDの全巻購入者特典だったので、観る機会がないかもしれないと思っていた。それも含めて一気観は贅沢だった。『ゲンジ通信あげだま』のDVD BOXが出ることを知る。これは買ってしまうかも。
「川元利浩アニメーション画集」の編集作業の過程で、デザインをお願いしている井上則人デザイン事務所の井上さんが、飯田馬之介監督の追悼イラストを収録したページにコメントをくださった。飯田監督は昔からの友人で、イラストを見て感極まるものがあったのだそうだ。
2021年2月20日(土)
10時50分からの新文芸坐のモーニングショーで「Mank/マンク」を観る。プログラムのタイトルは「ハリウッド最高の脚本の舞台裏 Mank/マンク」。配信で観られる作品ではあるけれど、映画館で観てよかった。就寝前にKindleで「衛府の七忍」10巻を読む。これで完結か。うーん、もっと読みたかったなあ。