COLUMN

第647回 ティザーとキービジュ!

いかん! 新作のキービジュアルを描いてて、原稿書く時間が(汗)!

 まだ自分の口からタイトルの発表ができない新作のキービジュアル作業を朝からやってて、今上がり、委員会チェックへ回したところです。以前も話題にしましたが、板垣は監督作の版権やキービジュはたいがい自分でレイアウト・ラフ原を描いています。DVDやBlu-rayのパッケージも。委員会や制作会社の都合などで「キャラクターデザインの方に」と決め打ちでくる時以外は、俺が広報からの発注内容を受けて必ず3〜4パターンの案を出します。そこから委員会の方々に選んでもらい、追加の要望を聞き、今度はレイアウトとしてまとめて「何か問題があれば遠慮なく戻してください!」と言って提出します。他の監督はどうしているか知りません。別にプロデューサーに媚を売るつもりは毛頭ありません。ただ自分はレイアウトを描くのが苦痛じゃないのでホイホイ描いて、早く本編の作画を進めようと思ってるだけ。今は作監の人に案出しからレイアウトを任せてると、本編の作画が何日も止まってしまいます。俺がやれば案4つ出すのに計2〜3時間、レイアウト・ラフ原で半日で片付きますから。その清書を作監さんに任せるほうがスケジュールが読みやすいわけ。

 そんな感じで今回は短くて申し訳ありません。