COLUMN

アニメ様の『タイトル未定』
216 アニメ様日記 2019年7月14日(日)

2019年7月14日(日)
午前中からテキスト作業。雨が降っていたけど、昼前後にウォーキング。ウォーキングの途中で公園脇のレストランでランチ。なんとなく、日曜日気分を味わった。マンションで休んでから、午後も事務所に戻ってテキスト。16時から、ワイフとポケモンGOのエンテイのレイドに参加。
『交響詩篇エウレカセブン』の再々々視聴(再々々々か再々々々々かもしれない)が終了。続けて『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』を観る。TVシリーズを完走した直後だったせいか、冒頭のサマー・オブ・ラブのシークエンスが猛烈に面白い。テロップの出し方のシャープさも、映像の密度も、TVシリーズからわかりやすく進化したかたち。以下、思いつくままに。ある人が『ハイエボリューション1』について「(レントンを襲った)あの犬はなんなんだ」と言っていたけど、BONES作品だから犬を出したのでは? いや、最近は「BONES作品だから犬を出す」ということはないんだけど。それから、テロップで、レントンの身長が158センチと出ている。イメージよりも背が高い。そんなことよりも驚いたのは最後についていた「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション2 One World One Future』の予告編(「ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」ではない)。ロードショー時にも観ているはずなんだけど、こんな内容だったっけ。えらく豪華で、おそらくは全カットが新作画。サッカーシーンまである。なお、シリーズのサッカー回とは全然違う内容だ(以下は後日、関係者に教えてもらったことだが「One World One Future」はサブタイトルではなくて、キャッチコピーのようなものだそうだ)。

2019年7月15日(月)
明け方に事務所へ入り、Amazon Prime Videoで『蟲師 続章』を観ながら、「馬越嘉彦 アニメーション原画集 第二巻」の長峯達也さんの取材記事をまとめる。昼まで事務所で作業。午後からワイフと秩父の温泉旅館に。この後のスケジュールを考えて強制的に休みを入れたのだ。風呂に入って寝て、食べて、風呂に入って、寝た。

2019年7月16日(火)
午前11時まで温泉旅館に。帰りに乗った循環バスが『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のラッピングバスだった。外装だけでなく、内装も『あの花』仕様で、途中でめんまの声のアナウンスも流れた。午後に事務所へ戻り、仕事に復帰。

2019年7月17日(水)
明け方に事務所へ入り、外が暗いうちにまた『蟲師 続章』を観る。やっぱり、『蟲師 続章』は深夜とか明け方に観るのがいいな。夏の書籍3タイトルと特典小冊子3冊の作業が並行して進む。原稿などの回収も2箇所。目が回るような忙しさ。『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』のOVA全4話をdアニメストアで観る。面白い。どれも、本編に対するサブエピソードなんだけど、ギャグあり、シリアスありで、バラエティに富んでいる。dアニメストアさん、いいものを観せてくれてありがとう。次は『天元突破グレンラガン』を視聴を始める。

2019年7月18日(木)
夏の3書籍のインタビュー原稿の作業が山を越える。ネットで京都アニメーションの事件を知る。事件についてテレビ局から取材のオファーがあるが、編集作業の佳境で、どう考えても時間がとれないので辞退する。テレビで事件についての報道を目にして、あまりの深刻さと報道の生々しさにショックを受ける。

2019年7月19日(金)
公開日の朝イチで、営業開始初日のグランドシネマサンシャインでIMAXの『天気の子』を観る。正確には【IMAXレーザー/GTテクノロジー】での上映だ。ヒット作『君の名は。』のテイストやポイントをある程度残し、新しいことにも挑戦。新海誠監督が「若者側」にいてくれることが嬉しい。グランドシネマサンシャインの第一印象はかなりいい。
事務所に戻って、夏の3書籍の編集作業。まだまだ作業は大量にある。確認したいことがあって『宇宙の騎士 テッカマンブレード』Blu-ray BOXのパッケージを開ける。『天元突破グレンラガン』は最終回まで視聴。色々と忘れていたなあ。11話のニア回想パートが記憶していたよりも、その後の劇団イヌカレーに近かった。それから、当時、ヴィラルが仲間になってから、もっと他のキャラとの絡みが観たいと思った、というのを思い出した。それが別キャラクターで『プロメア』で実現した。少なくとも僕にとってはそうだ。

2019年7月20日(土)
映画を観に行った以外はデスクワーク。今日の「なつぞら」で、公園らしき場所でメインの登場人物がボール遊びをしたり、木々の間を歩いたりするところが青春な感じでよかった。そのシーンで、マコ(大沢麻子)が結婚を機にアニメーターを辞めるという。マコのモデルは中村和子さんと思われるが、中村和子さんは結婚のためにアニメーターを辞め、しばらくしてから、虫プロダクションでアニメーターとして復帰している。マコは劇中でいったいどうなるのか。
午前中にシネ・リーブル池袋で『薄暮』を観る。内容としては非常にシンプルなもので、それ自体は悪くはない。技術的によくできた作品とはいえないが、最後まで飽きることなく観ることができた。