2023年7月23日(日)
取材の予習で『世界一初恋』第1期を全話観た。1話から4話がぶっちぎりの面白さ。4話まではエメラルド編集部編集者の小野寺律と同編集部編集長の高野政宗の話だ。本放送時に5話でマンガ家の吉野千秋が主人公になって、当惑したのを思い出した。あれ、前回までの話は? と思ったのだ。今回も当惑した。8話と9話はエメラルド編集部編集者の木佐翔太と書店バイトの雪名皇の話。雪名は大学生のイケメンで女性客にモテモテ。その彼が木佐が担当したマンガのファンで、木佐が担当したマンガには共通するものがあると言う。木佐が雪名の自宅に行くと、本棚に木佐が担当したマンガの単行本がズラリと並んでいた。雪名は書店バイトとして木佐が担当したマンガを売りまくっており、さらにこれからもキャンペーンをやって売ってくれると言う。木佐は雪名の顔が好きで、片想いしていたのだが、雪名も木佐が好きだと言ってくれる。本放送時にもSNSで書いたはずだけど、これは編集者としては夢だよね。自分の好みの相手が、自分が編集を担当した作品が好きで、名前を出していないのに自分が担当した作品に共通するものを見つけて、全てを好きだと言ってくれる。さらに書店員として売りまくってくれる。その上で自分のことを好きだと言ってくれる。妄想の純度が高い。
ネットで長濵博史監督の『うずまき』のPVを観る。凄い出来になりそうだ。就寝前に「事情を知らない転校生がグイグイくる。」15巻を読む。よかった。正直に言うと感動した。話もいいんだけど、コマ割り(ページ構成)も素晴らしかった。
2023年7月24日(月)
マッドハウス50周年記念上映イベントのための人気投票の結果を見る。作品部門の上位にりんたろう監督作品がないところに時代が変わったことを感じた。人気投票のキャラクター部門で得票数上位の10人のうち『ギャラクシーエンジェル』のキャラが3人、『宇宙よりも遠い場所』のキャラが3人だった。おお、そうなのか。ちょっと嬉しい。特に、今でも『ギャラクシーエンジェル』を好きな人がいるのが嬉しい。
ワイフとグランドシネマサンシャインで「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」【IMAXレーザーGT字幕版】を鑑賞。作りが豪華でそれはそれでいいのだけど、ひとつひとつの描写がたっぷりしすぎかな。165分の作品だけど、お話だけだったら90分くらいにまとまったのでは。いや、そのたっぷりした感じがいいと思う人もいるんだろうけど。トム・クルーズはやはりお年を感じさせて「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」に続けて、ベテランが頑張っているのを応援しながら観る映画だった。ネガティブなことを書いているみたいだけど、配信で観るよりも劇場で観たほうがよかったし、IMAXで観てよかった。「ミッション:インポッシブル」の前にやっていた「デューン 砂の惑星PART2」のIMAX版予告が凄かった。ほぼ全カットがフルサイズIMAX画角(1.43:1)だった。これは楽しみ。
取材の予習で『純情ロマンチカ』と『ひぐらしのなく頃に』を数話ずつ観る。『純情ロマンチカ』と『世界一初恋』だと、やっぱり『世界一初恋』のほうが観やすい。『ひぐらしのなく頃に』のトゲトゲした感じが今となっては新鮮。
2023年7月25日(火)
取材の予習で『ゴールデンタイム』1話から7話を観た。編集作業中の「作画マニアが語るアニメ作画史 2000~2019」で、確認したいことがあって『トップをねらえ2!』全話を流し観した。
2023年7月26日(水)
朝の散歩の途中で、大塚公園でラジオ体操に参加。この公園には何度か来ているけど、ラジオ体操に参加したのは初めて。公園として広いし、陽射しと日陰のコントラストもいいし、人が多いし、子どももいるし、蝉の鳴き声も大きいし、実に夏らしい時間だった。午後は検査のために病院Bに。移動と病院での待ち時間で「プロジェクト・シン・エヴァンゲリオン ―実績・省察・評価・総括―」に目を通す。これが『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』を総括する書籍になるのだろうか。
2023年7月27日(木)
「作画マニアが語るアニメ作画史 2000~2019」についての打ち合わせで「『ケモノヅメ』の話数は話をカタカナのワで表記するのが正しいのではないですか」という意見が出た。つまり、第1ワ「初めての味」とか、第2ワ「辛酸の決別」とか、第3ワ「しょっぱい新月の夜」と表記するのが正しいのではないか、ということだ。確かにそんな表記を見たなあと思って確認する。本編ではサブタイトル画面に話数表記はない。しかし、バンダイチャンネルの表記は第1ワ、第2ワ、第3ワ……だ。おそらくこれは放映当時の『ケモノヅメ』公式サイトで、第1ワ、第2ワ、第3ワ……と表記していたことの名残であるに違いない。そして、その表記は公式サイトを構成していたワタシが決めたことなのである。この混乱はワタシか、ワタシのせいか。バンダイチャンネルが話数表記にこだわっているのも偉いと思った。
新文芸坐で「ノートルダム 炎の大聖堂」をどんな内容か知らないで観た。観る前にはノートルダム大聖堂再建の映画かと思っていたけど、ポスターを観るとミステリ映画のようでもある。上映が始まってから火災をモチーフにしたドキュメンタリー風の映画だということが分かった。どうやって撮ったんだ? と思う映画でもあった。
『サイボーグ009』(1968)の19、20話を観た。やたらと作画がいいところがあった。取材の予習で『極主夫道』を数時間分観た。Amazon prime videoの「Creator’s Time アニメ監督 今千秋」1から3も観た。
2023年7月28日(金)
朝の散歩では池袋から新宿まで歩いた。そして、新宿中央公園でラジオ体操に参加した。散歩中は「魔法の天使クリィミーマミ80′s J-POPヒッツ」を聴いた。よかった。太田貴子さんが凄い。同アルバムの「優と俊夫からのメッセージ」は優と俊夫のかけあいなんだけど、俊夫が年齢を重ねている感じがよかった。かけあいの中で、 みどりや木所さんも歌いたがっていたという内容の台詞があった。如月みどりを演じた安西正弘さんも、木所隼人を演じた亀山助清さんも、既に亡くなっているのだ。それを聞いてしんみりする。
デスクワークを挟んで快活CLUBに。初めてなので会員登録をした。ここって店員と話をしないで入店、退出できるシステムなのね。『純情ロマンチカ』『世界一初恋』の原作に目を通す。取材の予習で『Back Street Girls』『クールドジ男子』を数時間分ずつ観た。
2023年7月29日(土)
新文芸坐で「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(1999・独=米/105分/BD/ドキュメンタリー)を鑑賞。プログラムのフルタイトルは「オノ セイゲン presents「オーディオルーム 新文芸坐 ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」Vol. 6」。やらなくてはいけない作業が多くて、映画を観ている場合ではなかったのだけど、気分転換が必要と感じて新文芸坐に足を運んだ。この映画を観たのは二度目で、前に観たのは新文芸坐で開催された音楽ドキュメンタリーのオールナイトだった。今回の上映に関して言うと、音がかなりよかった。
取材の予習で『魔界王子 devils and realist』『アルカナ・ファミリア La storia della Arcana Famiglia』『映画 ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ』を観た。