編集長・小黒祐一郎の日記です。
2022年4月24日(日)
ワイフと遠出をして散歩。浅草駅をスタートして浅草寺、今戸神社、墨田公園、長命寺、向島百花園を経由して東向島駅まで。これもムック「歩いて再発見! 東京8000歩さんぽ」のコースだ。盛り沢山で楽しい散歩だった。夕方からある人と池袋で吞む予定だったのだけれど、その方の都合が合わなくなったので、浅草でワイフと吞む。前から入ってみたかった浅草地下街の福ちゃんに。福ちゃんはやきそばの店だ。浅草地下街は1955年に完成した地下街で、福ちゃんは1965年創業だそうだ。美味しかったし、店員さんもキビキビしていて気持ちがよかった。
2022年4月25日(月)
『ONE PIECE』1015話「麦わらのルフィ 海賊王になる男」を録画で視聴。凄い出来。作画等もいいんだけど、とにかく演出がいい。実に濃密なエピソード。演出は石谷恵さん、作画監督は森佳祐さん、伊藤公崇さん、小島崇史さん、山本拓美さん。
池袋HUMAXシネマズの09:20~11:20の回で『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』を鑑賞。変なところに感情移入した。説明が難しい上に伝わりづらいと思うので説明しないけれど、ある場面で忍者の里の長老に感情移入してしまった。映画の後、少し歩こうかと思ったけれど、あまりの陽射しに早々に退散。ついこの前まで、暖房を入れていたのに。夕方から歯医者に行く。歯医者に行くのは10数年ぶり。たっぷりと歯石を削ってもらう。
2022年4月26日(火)
就寝前に原作「カードキャプターさくら」の原作を1日1冊のペースで読んでいる。それから、この日は「事情を知らない転校生がグイグイくる。」の1巻と2巻を読んだ。ちょっと泣きそうになる。「ジャンプ+」の「ダンダダン」は綾瀬桃がメイド喫茶的な店で働く話で面白かった。生活描写もよかった。
2022年4月27日(水)
『劇場版 Free!–the Final Stroke–』後編を鑑賞。クライマックスはキャラクターものの作品としては大充実。満足した。それから、解釈が求められる作品だと感じた。評論好きの人に論じてもらいたい(嫌味ではない)。カット割りについては前編の個性的過ぎるスタイルが、後編のクライマックスのためのものだったようで、少し感心した。むしろ、前編で狙いに気づくべきだったかもしれない。それから、上級者向けのカット割りギャグが一箇所。ギャグじゃないかもしれないけれど、僕的は狙っているのだろうと思った。ギャグだとしたら、カット割りを気にして観ている観客に対してだけ、ギャグとして成立するものだ。
夕方に丸山正雄さんと食事。顔を合わせたのは久しぶりだけど、お元気そうでよかった。その後、スタジオM2に行って軽く打ち合わせ。
「平家物語 アニメーションガイド」の見本をいただく(本が届いたのは26日だったかな)。まだ、パラパラとめくっただけだが、編集スタッフの熱量を感じた。
2022年4月28日(木)
池袋から新宿まで歩く。途中で「ぱぶ あてれこ」でランチをいただく。店内に入ったのはこれが初めて。田上和枝さんとお話することができた。散々言われているはずなので「子供の頃に『ピュンピュン丸』を観ていました」とかそういうことは言わなかった。店内には、かないみかさん関係のイラストが額装されて飾ってあった。
イベントの予習で『惡の華』を1話から最終話まで観る。初めてのデートで春日が佐伯さんに、ボードレール「悪の華」の素晴らしさについて語り、本屋で買って佐伯さんに渡す展開で「僕の心のヤバイやつ」の別バージョンを観ている気分に。いや、「僕ヤバ」だったら、市川の語りで山田は素直に感心しちゃうんだろうけど。
「ゴールデンカムイ」最終話を読む。大団円だ。時間をおいて終盤をまとめて単行本で読み直したい。
ある雑誌(アニメ雑誌ではない)をパラパラとめくって、あまりにページ構成の力が落ちているのを感じ、ガッカリする。わざとメリハリのない構成を狙っているのかもしれないけれど、そうだとしても、やっぱりガッカリだなあ。雑誌の誌面づくりで頑張る時代が終わっていく感じが寂しい。
2022年4月29日(金)
午前中の散歩は池袋から王子、王子から赤羽。これも「歩いて再発見! 東京8000歩さんぽ」のコースだ。事務所で『デトロイト・メタル・シティ』をレンタルDVDを観る。
2022年4月30日(土)
グランドシネマサンシャインの08:40からの回で「男たちの挽歌」4Kリマスター版を観る。この映画は観ていたつもりだったけれど、初見だった。序盤のホーとマークがよかった。ワイフは仕事で外出。昼から池袋西口のシェラスコの店で堺三保さんと食事。
原作「カードキャプターさくら」は8巻まで読んだ。「事情を知らない転校生がグイグイくる。」は3巻を読んだ。「事情を知らない転校生がグイグイくる。」がアニメになったら嬉しい。