編集長・小黒祐一郎の日記です。
2020年10月4日(日)
早朝に歩いて、仕事をして、昼に歩いて、仕事をして、また夕方に歩いた。夕方の散歩はワイフと一緒で、途中で「コ本や honkbooks」に立ち寄る。「コ本や honkbooks」は変わった古本屋で、看板が出ていない。同店のサイトには、17時以降と土日祝はビルの裏口に回って「コ本やDashボタン」を押し、店員にドアを開けてもらってビル内に入る、といった内容が記されている。マジかと思って、ビルの裏口に回って指示通りの段取りで入店した。品揃えもちょっとマニアックで楽しい古書店だった。ワイフもこの店を気に入ったようだ。
Amazon prime videoで『BURN THE WITCH』を観た。
2020年10月5日(月)
シネフィルWOWOWの『1000年女王』の録画を観る。映像が非常に鮮明。藩恵子さんのコメントもよかった。という話はおいておいて、雪野弥生が天文台で働きながら学校の先生をやっている(しかも、同時に1000年女王として地球を見守っている)という設定は、学生時代は「ふーん」と思っていたけど、今になると「なんたる超人」と思うよね。そりゃあ、寝坊もするよ。
ネットで新宿TSUTAYA 歌舞伎町DVDレンタル館の閉店を知る。歌舞伎町に移ってからはあまり利用していなかったがやっぱり寂しい。僕にとって「アニメのビデオレンタルと言えば新宿TSUTAYA」の時代が長かった。
2020年10月6日(火)
この日からセブンイレブンのSEVEN CAFEでグアテマラブレンドがスタート。SEVEN CAFEを愛用しているワイフは、早朝散歩の途中でわくわくしながら店内に。しかし、まだその店にはカップが届いていなかった。その後、別のセブンイレブンに行ったが、こちらはカップは届いていたけど、コーヒーのそのものが届いていなかった模様。
「なつぞらのアニメーション資料集[劇中アニメ・小道具編]」 は入稿の2週間前に、全部の画像とテキストが入った本文PDFが完成。この書籍の編集にはあまり関わっていない編集部スタッフに見てもらって意見を聞く。アニメスタイルの書籍としては非常に余裕のあるスケジュールだ。ではあるけれど、ここからドタバタする可能性もある。同書籍の束見本が届く。イメージしていたよりも分厚くて重たい。
昼過ぎには今日の作業が一段落して、午後には映画に行けるかと思ったがそんなことはなくて、夕方まで作業がギチギチ。10月の新番組をチェック。『ハイキュー!!』最新シリーズ1話がよかった。
2020年10月7日(水)
早朝散歩でSEVEN CAFEのグアテマラブレンドを飲むことができた。「なつぞらのアニメーション資料集[劇中アニメ・小道具編]」の編集作業は続く。社内チェックを反映させて、外部にチェック出しするためのPDFを作成。こう書くと僕がPDFを作ったみたいだけど、作ったのは編集部スタッフだ。
『銀魂』再放送1話を観る。すでに懐かしい。
2020年10月8日(木)
何故か嵐のような忙しさ。16時から某プロダクションで打ち合わせ。ある資料の現物を見たのだけど、またまた、資料を原寸で書籍に収録したい病気にかかる。この場合の原寸はB4だ。
馬越嘉彦さん描きおろし缶バッチの完成品が事務所に届く。
2020年10月9日(金)
仕事の合間に、新文芸坐で「ロスト・イン・トランスレーション」を観る。「『オン・ザ・ロック』公開記念 ソフィア・コッポラ監督2本立て ヴァージン・スーサイズ | ロスト・イン・トランスレーション」の1本。2003年のアメリカの作品だ。どんな映画か知らず、予告もチェックせずに観た。監督のセンスを楽しむ映画だと思った。物語を楽しむのではなく、感覚を楽しむ映画だ。
2020年10月10日(土)
昼まではデスクワーク。TOHOシネマズ池袋の13時55分の回で『思い、思われ、ふり、ふられ』を観る。前後して同タイトルの実写映画が公開されたが、僕が観たのはアニメ映画。かなりの力作。物語がみっちりと詰めこまれていて、なおかつ観やすい。監督は『舟を編む』の黒柳トシマサだ。黒柳監督の次回作にも期待したい。
夕方から吉松さんとSkype飲み。