COLUMN

アニメ様の『タイトル未定』
242 アニメ様日記 2020年1月12日(日)

編集長・小黒祐一郎の日記です。

2020年1月12日(日)
散歩と書籍Aの準備の続き。昼風呂にも入った。のんびりと仕事をした一日。Kindleで「忍風! 肉とめし」3巻を読む。

2020年1月13日(月)
事務所に入ったら、シネフィルWOWOWは『うる星やつら 完結篇』の終盤を放映中。その後、『うる星やつら いつだってマイ・ダーリン』をながらで観る。そして、『うる星やつら2 ★ビューティフル・ドリーマー★』がコメンタリー付きで録画できているのを確認。ワイフが池袋西武の無印良品に行きたいというので、午前中からお出かけ。衣装づくりの仕事をしているワイフは、歩きながら成人式の女性の晴れ着をチェックする。無印の後は西口公園のグローバル リング カフェで早めの昼飯。午後は書籍Aの準備の続き。

2020年1月14日(火)
午前中は散歩とラフ描き。今年のiPad Proはじめだった。午後は事務所で打ち合わせ。その後、あるスタジオで進行中の書籍Bのための打ち合わせ。ドラゴンクエストウォークの新イベントをやりつつ歩いて帰る。
『キルラキル』を1話から視聴。放送当時にも「昭和っぽい」と思ったけれど、今観ると「ほぼ昭和」だ。

2020年1月15日(水)
午前中は散歩とデスクワーク。グランドシネマサンシャインの12:00~13:15の回で「すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」を観る。自宅に寄ってから、デスクワークと社内打ち合わせ。その後は「アニメスタイル016」の取材のための打ち合わせで、ある方に作画の話をいろいろと聞く。
SNSでノザキのコンビーフが台形の枕缶に入ったコンビーフの販売を終了することを知る。10年後、20年後に『ギャラクシーエンジェル』を観た人が「コンビーフの缶のネタ」の意味が分からなくなってしまうかもしれないと思ってしまった。他のメーカーが台形の枕缶のコンビーフを作り続けるのかもしれないけれど。

2020年1月16日(木)
午前中にワイフと、グランドシネマサンシャインの09:40~11:38の回で『ヒックとドラゴン 聖地への冒険【吹替版】』を観る。映像の作り込みは凄い。お話はスッキリしなかったなあ。その後、ワイフと散歩。午後はデスクワーク。夜は声優博士と打ち合わせ。
『キルラキル』を最終回まで再視聴。大づかみな印象は本放送時と変わらず。「三都制圧襲学旅行」編は本放送時よりも楽しめた。鬼龍院皐月も本放送時よりも好きになったかな。最終回のエンディングはやっぱりすごくいいんだけど、もう1分ほしい。『天元突破グレンラガン』と比べると、第1クールは『キルラキル』のほうが好きで、第2クールは『天元突破グレンラガン』のほうが好きだ。『キルラキル』のテーマって、最終回の纏流子と鬼龍院羅暁の問答とか、2人の決着とかそういうところにあるわけではないのだろうなあ。

2020年1月17日(金)
午前中はワイフと散歩。池袋から徒歩で、高田馬場近くのおとめ山公園に。おとめ山公園が「乙女山公園」ではないことを、ポケモンGOに教えてもらう。その後、ワイフの提案で人気店の「酒肴 新屋敷」でランチ。アジフライをいただく。確かにこれは美味しい。行列ができるのも分かるというものだ。事務所に戻ってから13時15分から印刷会社の方と打ち合わせ。社内打ち合わせ。14時15分から新文芸坐で打ち合わせ。その後はデスクワーク。
Kindleで読んでいた「衛府の七忍」が最新8巻までたどりつく。これって怨身忍者が7人揃った後で、本編に突入するという構成なのだろうか。7巻の作者後書きで「次巻にて、念願であった七人目の鬼の物語が開幕します」とあるから、8巻巻末で始まった「雷鬼編」で七人目の怨身忍者が出る(というか出ている)ということね。「沖田総司編」とかに出てきた怨身忍者はタイトルの「七忍」にはカウントしないと。それはともかく「沖田総司編」は面白かった。今まで出た桃太郎、宮本武蔵、沖田総司達が、7人怨身忍者と戦う展開になるなら分かりやすいけれど、予想通りにいくのか。

2020年1月18日(土)
『音楽』を新宿武蔵野館の10時半からの回で観る。よかった。「映画を観た」って感じ。内容と手法の一致も素晴らしい。森田という男子学生を女性が演じているのだけど、その声がキャラクターのナイーブさを表現していて、「ああ、こういうやつっているよな」と思った。改装してからの新宿武蔵野館に行ったのは初めてだと思うけど、素敵な映画館だ。また行きたい。その後、西荻窪に移動してササユリカフェで「『この世界の片隅に』ができるまで展2」を見る。自分も関わっている展示だけど、展示内容がマニアックだなあ。14時くらいにマンションに戻って、昼寝と昼風呂。その後に事務所に。『音楽』の原作をKindleで読んでまた驚く。