COLUMN

148 アニメ様日記 2018年3月25日(日)~

2018年3月25日(日)
『ドラゴンボール超』最終回をリアルタイムで視聴。なかなかの盛り上がりで、ビジュアルもよかった。シリーズ終盤で人造人間17号が大活躍したのも新鮮だった。僕個人の感想としては「宇宙サバイバル編」が充実した内容だったために『ドラゴンボール超』が始まった頃に感じていた違和感はなくなった。これからどんどん続編が作られても、素直に受け入れられそうだ。WOWOWで『ドラえもん のび太のドラビアンナイト』を途中から観る。歴代映画『ドラえもん』の中では地味な印象だったんだけど、楽しかった。改めて芝山努監督の映画『ドラえもん』のよさが分かってきた。

2018年3月26日(月)
『ポプテピピック』最終回を観る。最後までテンションは下がらず。各スタッフの力もさることながら、作品をまとめたプロデューサー、あるいはディレクターの力もすごい。

2018年3月27日(火)
『からかい上手の高木さん』最終回を観る。最終回の演出も見事。シリーズ全体として、文句無しの映像化だった。ネットで『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のアニメプロジェクトが6話「誕生 赤い彗星」で完結することを知る。『機動戦士ガンダム』本編にあたる『THE ORIGIN』の一年戦争の部分の映像化について、安彦良和総監督が取材等で語っていたが、それは実現しないということだ。僕としては残念なのが半分、安堵したのが半分。いや、安堵の気持ちのほうが大きい。一年戦争を映像化するとなると、相当のボリュームになるはずだ。OVAのイベント上映のかたちで発表していくと、完結までにかなりの歳月が必要だし、TVシリーズとして作るなら、全ての話数に安彦さんが充分に手をいれるわけにはいかないだろうと思うからだ。

2018年3月28日(水)
『宇宙よりも遠い場所』最終回を観た。最後の最後の予想外の展開にやられた。シャッポを脱ぎます。「TVアニメ 少女終末旅行 公式設定資料集」をパラパラとめくる。書名は設定資料集だが、インタビューや本編カットも掲載、版権イラストも再録されている。つまり、ムックである。表紙のデザインもよい。僕個人としては設定資料は色指定ではなく、線画を載せてほしいところだけど、それは些末な問題であり、ムックとしてバランスのよい構成だと思った。

2018年3月29日(木)
アニメスタイルスタッフの送別会があった。社員が一人、学生編集スタッフが一人、編集部から卒業していった。お疲れ様でした。ありがとう。

2018年3月30日(金)
都内某所であるコマーシャルのための取材。2月6日(火)と同じ作品で、別スタッフへのインタビューだった。

2018年3月31日(土)
オールナイト「新文芸坐×アニメスタイル セレクションvol.101 100回記念シリーズ Best of Best(2) 『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日』」を開催。トークゲストは草間大作役の山口勝平さん、音楽監督の鶴岡陽太さん。そして、飛び入りで山木泰人プロデューサーにも登壇していただいた。色々と楽しい話をうかがうことができたが、BGMについてのある裏話にはびっくり。トークの終了後に、僕も1話をスクリーンで観た。Blu-rayの映像と劇場の大スクリーン、新文芸坐お馴染みの増し増しの音響の組み合わせによる『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日』の鑑賞はかなり贅沢だった。中でもバシュタールの惨劇のシーンでの楽曲が格別だった。