COLUMN

アニメ様の『タイトル未定』
398 アニメ様日記 2023年1月8日(日)

2023年1月8日(日)
散歩以外はデスクワーク。この日に観た新番組は『解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ』『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』 『TRIGUN STAMPEDE』『UniteUp!』『NieR:Automata Ver1.1a』『魔王学院の不適合者 II ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~』『イジらないで、長瀞さん 2nd Attack』『最強陰陽師の異世界転生記』『老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます』。新番組が多すぎて『タイガーマスク』のチェックはあまり進まず。

2023年1月9日(月)
仕事の合間に新文芸坐で「仁義なき戦い」(1973/99分/DCP)を鑑賞。プログラム「没後20年、そして『仁義なき戦い』から50年 深作欣二、アクションと情念」の1本だ。この映画を前に観たのは20年近く前だったはず。改めて観て思ったのは、映画として大変によくできているということ。ストーリーに無駄がないし、パンチが効いている。演出もカメラも役者もいい。今回の上映はDCPで、50年前の映画とは思えないほどに映像が鮮明だった。特に赤色が鮮やかだった(玩具屋シーンでの店内のピンクもよかった)。新文芸坐のスクリーンとこの頃の邦画のスコープサイズは相性がよく、その意味でも満足度が高い。同時上映の「広島死闘篇」のチケットも取ってあったのだけど、1本でお腹いっぱいだったので、「広島死闘篇」は遠慮して劇場を出る。
この日に観た新番組は『魔道祖師 完結編』『ノケモノたちの夜』『アイドリッシュセブン Vibrato』『The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War』『神達に拾われた男2』『便利屋斎藤さん、異世界に行く』『しょうたいむ!2~歌のお姉さんだってしたい』『虚構推理(Season2)』『もういっぽん!』『KJファイル』。この日も新番組が多い。

2023年1月10日(火)
午後は上野に行って、吉松さんと食べて吞む。紙の文庫本で伊集院静の「乳房」の読了。「今まで読んでいなかったタイプの小説を読んでみるシリーズ」なのだが、意外なくらい楽しめた。若い頃だと、のれなかったろうなあ。
新番組を観るのを優先させて、後回しにしていた『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第1クール最終回を観た(放映は1月8日)。先にネットで評判を目にしてからの視聴だけれど、話題になっているラストは僕的にはOKだ。この後が楽しみになった。
この日に観た新番組は『HIGH CARD』『吸血鬼すぐ死ぬ2』『もののがたり』『東京リベンジャーズ』『ヴィンランド・サガ SEASON2』『あやかしトライアングル』『英雄王、武を極めるため転生す 〜そして、世界最強の見習い騎士♀〜』。

2023年1月11日(水)
12月に入院した病院に行く(以降、病院Bと表記する)。採血、レントゲン、肺の診察、先生による手術と入院の説明、看護師さんによる入院の説明、別の検査の予約、また、看護師さんによる説明、会計。最後に薬局で薬をもらう。手術そのものと手術前の段取りの多さにどんよりとした気分になる。
この日に観た新番組は『人間不信の冒険者たちが世界を救うようです』『とんでもスキルで異世界放浪メシ』『久保さんは僕を許さない』『とーとつにエジプト神2』。新番組も落ち着いてきた。
朝の散歩では〈ウルトラサウンド殿堂シリーズ〉の「ウルトラマンA」を聴いて、続いて「帰ってきたウルトラマン」を聴いた。前にも書いたかもしれないけど、このシリーズは構成がいい。「ウルトラマンA」で女子大生達が歌った「ハチのムサシは死んだのさ」が入っているのもいい。

2023年1月12日(木)
猫の話。散歩コースに青果店があって、店内に大きな黒猫がいる。外から店内が見えるのだが、冬場はほぼ毎日、黒猫がストーブの前に陣取って丸まっている。黒猫は青果店の外をウロウロしていることもあり、飼い猫にしては外にいることが多いなあと思っていたのだが、青果店の方と話をしたところ、そこの飼い猫ではないのだそうだ。勝手に店に入ってきて、ストーブの前で丸まっているらしい。同じ青果店の店頭、あるいは店の脇によくいるサバトラも、やはり飼い猫ではないとのこと。そのサバトラが近所の宅急便の営業所に、当たり前の顔をして入っていったのを見たことがある。営業所の人も建物内に猫がいることを気にしていないようだった。
仕事の合間に、サンシャインで開催されている「生誕50周年記念 THE仮面ライダー展」に行く。イベントの構成はシンプルだが、展示のボリュームが凄かった。各世代が楽しめる展示だと思った。近年の作品のライダースーツを楽しそうに見ている若い女性の姿も印象的。

2023年1月13日(金)
仕事の合間に新文芸坐で「黒蜥蜴」(1968/87分/35mm)を観る。プログラム「没後20年、そして『仁義なき戦い』から50年 深作欣二、アクションと情念」の1本だ。多分、この映画を観たのは二度目。三島由紀夫がかなり面白い役で出演していて、前に観た時もそれで驚いたのを思い出した。前に観た時も同じように思ったかどうかは覚えていないが、松岡きっこがよかった。
『お兄ちゃんはおしまい!』は2話の作画も凄かった。いやあ、大したものだ。仕事関連で、同作のキャラ設定を見た。巧いなあ。巧い上に、デザイン以上のものを伝えているキャラ設定だった。キャラ設定で感心したのは『明日ちゃんのセーラー服』以来だ。

2023年1月14日(土)
トークイベント「ここまで調べた片渕監督次回作13【映画を作ろうとして見つけ出した新しいこと・総まとめ編】」を開催。タイトルは「総まとめ」だけど、片渕監督の「枕草子」と平安時代に対する姿勢を再確認し、そして、映画の内容に関わるであろう重大な解釈を提示するというものだった。今回も制作中の資料のお披露目があった。
この日は夕方から「《AnimeDRIFTER》『ブラックマジックM-66』上映+トークセッション」があり、チケットを取ってあった。昼間のアニメスタイルイベントの後で他のイベントに参加するのは不可能ではなかったけれど、翌日の仕事に支障をきたしそうだったので、チケットをアニメスタイルのスタッフに譲る。
朝と午前中の散歩では『とらドラ!』のキャラソンアルバム、サントラを聴いた。ベストに入っていない楽曲もあってよかった。