COLUMN

第680回 コンテ作業と尺と芝居

オープニング、エンディングのコンテを提出し、再び本編のコンテへ戻りました!

 本編は2クール中、残り3分の1。キービジュアルもそろそろ上がり、いよいよ1話から納品が始まり、高まる緊張感の中、コンテ作業は佳境を迎えております!
 今日はコンテに尺を入れてました、各カットの間やセリフ尺を計る、かなり重要な仕事(と心得ております)。なるべく一気にカットを割り、なるべく一気に尺をつけるようにしていて、口に出してセリフを読み上げるのです(芝居入り)。

 大塚康生さまの仰る「アニメーターは役者である!」との教えのとおり、ここでもアニメーター上がりの演出家の本領発揮。アフレコの際、各役者(声優)さんらがどう演じるか? 作画さんもどんな画で演じてくれるのか? 同時に考えつつコンテにしていくのです。そして、まだ作品に関する情報は差し控えさせていただくため、今回も短くて申し訳ありません。