編集長・小黒祐一郎の日記です。
2020年7月5日(日)
無観客トークイベント「アニメスタイルTALK データ原口のアニメ講座」の開催日。原口さんは開演の少し前に到着。サクっと打ち合わせをして、トークを開始。原口さんは元気そうだった。無観客イベントでもいつもと同じテンションでトークができるのはさすが。トークのテーマは「日本最初のテレビアニメ」「トレスマシンの歴史」の予定だったが、直前の打ち合わせで「トレスマシンの歴史」を次回にして「日本アニメの4大潮流」をテーマにすることとなった。15時に終わらせるつもりが15時半に終了。
2020年7月6日(月)
このところずっとやっていたページ構成はひとまず終了。アスクルから、折りたたみの小さな机が届く。しばらく、これを打ち合わせで使うことにする。事務所スタッフの大半が自宅作業になったので、大人数用の打ち合わせテーブルを片づけてしまったのだ。自宅で「めんつゆひとり飯」3巻で出てきたパスタをつくる。7月スタートの月曜深夜アニメが少なくて驚く。新番組はTOKYO MXの『ゴッド・オブ・ハイスクール』『バキ 大擂台賽編』くらい。再放送が多いのだ。
2020年7月7日(火)
「めんつゆひとり飯」3巻の本栖のセリフ「これでもうゴリゴリにドレッシングなんすよ!!」を参考にして、ポン酢とオリーブオイルでドレッシングをつくってみた。東映特撮の「ジャイアントロボ」を流しながら作業。いやあ、いいわあ。作業のストレスが軽減される。今さらなにを言っているんだと言われそうだけど、音楽もいい。火曜の夜も新作アニメは少ないなあ。
2020年7月8日(水)
作業をしながら新番組に目を通す。『八月のシンデレラナイン Re:fine』『巨人族の花嫁』『魔王学院の不適合者』『Lapis Re:LiGHTs』『ド級編隊エグゼロス』『HERO MASK』『うまよん』。ちなみに『八月のシンデレラナイン Re:fine』は「初回放送をブラッシュアップしたコレクターズエディション(Blu-ray収録版)」だそうだ。
『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』の第二部を最終回まで視聴。よくできているし、面白い。気になってWikipediaを見たら、この後、まだまだ原作は続くのね。
ある劇場アニメのあるカットに撮影処理が入っているかどうかを確認するために、U-NEXTでレンタルする。視聴は3分ほどで終了。
2020年7月9日(木)
グランドシネマサンシャインで、ワイフと『千と千尋の神隠し』を観る。頭から終わりまで通して観たのは公開当時以来かもしれない。物語についての印象は変わらず。作画に関しては初見時にもいいと思ったはずだけど、今観るとなにが行われているのか分かる気がする。ジブリ作品の作画を一歩進めた作品ということになるのだろう。手足の描き方がリアル寄りなのも印象的。自分としては『もののけ姫』の後に観たのがよかった。『崖の上のポニョ』も映画館で観直したい。
福しんの明治通り店が7月17日に閉店することを知る。福しんというのは中華料理のチェーン店で、その明治通り店は事務所のすぐ近くだ。30年近くお世話になった。寂しくなるなあ。
2020年7月10日(金)
11時30分からササユリカフェで打ち合わせ。事務所に戻ってから、Zoom打ち合わせ2本立て。晩飯は福しんで冷やし中華。ここで食べるのもこれで最後か。Netflixで『日本沈没2020』を1話から最終話まで観る。発想について湯浅さんらしいと思うところがあった。
2020年7月11日(土)
キーボードを叩いたり、買い物に行ったり。「萩尾望都と竹宮惠子 大泉サロンの少女マンガ革命」と「松苗あけみの少女まんが道」を読了。自分は少女マンガについての知識が乏しいので「萩尾望都と竹宮惠子 大泉サロンの少女マンガ革命」で初めて知ることが多かった。「松苗あけみの少女まんが道」はまずマンガとして面白い。仕事中に流すカセットテープやテレビの話も時代性が感じられてよかった。それから出てくるマンガ家の先生達が素敵で、それも印象に残った。