編集長・小黒祐一郎の日記です。
2019年12月22日(日)
早朝に新文芸坐に。オールナイト「新文芸坐×アニメスタイル セレクションvol.122 Rexamination of PATLABOR the Movies」の最後を見届ける。その後は散歩。午後はデスクワーク。
2019年12月23日(月)
昼過ぎまでデスクワーク。午後はワイフの誕生日祝いとクリスマスをかねて、ホテルのデザートブッフェに。優雅で落ち着いた場所かと思ったら、そこはデザート戦士が集う戦場であった。事務所に戻って、デスクワーク。年末に出す書籍の編集作業が終了。
「WEBアニメスタイル」で尾石達也のオリジナルTシャツについて告知する。ようやく発売だ。準備に半年以上かかった。尾石さんがこだわりまくった作品だ。Tシャツを企画したのは僕だけど、尾石さんとやりとりして、印刷会社と交渉したのは編集部スタッフだ。
2019年12月24日(火)
TOHOシネマズ新宿で午前9時からの『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』を鑑賞。クラス全員の活躍が嬉しい。それから、終盤の展開について、確かに原作最終回がこういう話でもよいなと思った。クライマックスの作画は見応えあり。中村豊さんの最近のベストワークだろう。一番派手なところは中村さんの原画だけど、その前の部分もよい。そのパートの作監の仕事も素晴らしい。『ヒロアカ』の後、新宿から歩いて、表参道で開催されている米山舞初個展「SHE」に。面白い展示だった。米山さんの仕事をもっと観たい。新宿まで歩いて、新宿からバスで池袋に。その後はデスクワーク。
2019年12月25日(水)
この日、基本的に株式会社スタイルはおやすみ(木曜に休むスタッフと原稿回収があったスタッフを除く)。午前中の散歩時に「ドラゴンクエストウォーク」のギガデーモンのレベル50を倒す。これでドラクエ4イベントはほぼ終了。いやあ、今回のイベントは面白かった。昼過ぎまでは簡単な原稿と取材の予習。13時45分から「世界がふり向くアニメ術」で丸山正雄さんの取材。その後、西荻窪の居酒屋で吉松さんと合流して、ドラクエ4強敵制覇の祝杯をあげる。事務所に戻って、デスクワーク。
2019年12月26日(木)
午前中は『映像研には手を出すな!』マスコミ試写会に。湯浅さんはあれだけ連続して作品を制作して、なおかつ、この難しい原作をポイントを押さえて映像化した。さすがだ。『映像研には手を出すな!』については、他にも色々と思うところはあるけれど、それについてはまた改めて。帰りに「野菜を食べるカレーcamp 代々木本店」に。事務所に戻ってデスクワーク。思ったよりも疲れていたので、夕方にマンションに戻って休む。事務所に戻ってまた作業。
事務所に戻る途中、後ろを歩いていたカップルの男性が「ジブリの『セロ弾きのゴーシュ』というアニメがあってさ」と言っていて、おお、惜しいと思った。
2019年12月27日(金)
8時30分から新宿バルト9で『フラグタイム』を観る。予想していた内容とかなり違っていた。新宿から池袋まで徒歩で戻る。印刷会社から書籍、特典の見本が届く。「馬越嘉彦 仕事集 第一巻」と「川元利浩 SketchBook」の見本をそれぞれ馬越さんと川元さんに届ける。事務所に戻ってデスクワーク。その後、声優博士と吞む。50代のおっさん2人で『ぼくたちは勉強ができない』のヒロインで誰が好きかを語りあった。『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』を観始める。
2019年12月28日(土)
コミックマーケット97の1日目。普段よりも早めに事務所を出たら、電車は空いていたし、座れた。今回の新刊は「川元利浩 SketchBook」「馬越嘉彦 仕事集 第一巻」、新アイテムは尾石達也Tシャツ。それから既刊の画集などをいくつか販売する。昼休みに会場のまわりを歩いて、お台場海浜公園で海を見ながら缶ビールを飲む。会場から離れた場所なのだけど、売店のおばさんに「今年のコミケは4日間になったのね」と言われて、見かけで僕がコミケにきた人間だと判断されたのかと思ったけれど、首からコミケの入館証を下げたままだった。夕方、事務所に戻る。