『劇場版 魔法少女まどかマギカ [新編]叛逆の物語』を公開2日目に観た。初日から「事前情報を仕入れないで、なるべく早く観た方がいい」といった意味の発言がTwitterやFacebookで飛び交っていた。なるべく早く観に行こうとは思っていたが、ネットのアドバイスを容れて、慌てて劇場に足を運んだのだ。
感想としては「すごい。お見事!」だ。まだ公開から1週間しか経っていないので、やはり詳しくは書かないが、ドラマに関しては「こうきたか!?」だった。あれだけ綺麗に終わったTVシリーズ&前2作(『劇場版 魔法少女まどかマギカ [前編]始まりの物語』『[後編]永遠の物語』)の続きをどうやって作るのだろうと思っていたのだが、見事に続編を作りあげていた。作り手のサービス精神も嬉しいし、物語のボリューム感が、TVシリーズを再構成した前2作にひけをとらないのもすごい。
映像についても驚いた。「アニメスタイル003」の「新房昭之3万文字インタビュー」の中で、僕は前2作について「シャフト作品の新機軸」だとコメントしているのだけれど、前2作が新機軸なら『[新編]叛逆の物語』は「シャフト作品のネクストステージ」だ。そのくらいの飛躍があった。
同インタビューで新房監督は「(前2作は)基本的にはTVのカメラワークとカット割りでやってますからね。最初から劇場作品として作るなら、そういったところから全部を変えたと思います」と発言していたのだが「全部変える」とうのがこういった意味だとは思わなかった。
今の時点で書けるのはこれくらいだ。事前情報を仕入れないで観た方がいいのは間違いない。なるべく早く劇場に明日を運ぶことをお勧めする。
[関連商品]
「アニメスタイル003」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4896105435/style0b-22/ref=nosim
[アニメスタイル ONLINE SHOP]
「少女革命ウテナ画集 The hard core of UTENA」「UN-GO會川昇脚本集」「さよなら絶望先生全書」
「TWILIGHT(著者サイン入り)」「アニメスタイル004[惡の華バージョン]」「月刊アニメスタイル(第2号~第6号)」を販売中です
http://animestyle.jp/shop/
[アニメスタイル・イベント]
2013年11月2日(土) 「新文芸坐×アニメスタイルセレクションVol.50 BONES SPECIAL 2013」
http://animestyle.jp/2013/09/17/6057/