『鬼滅の刃』の劇場用新作が初動で興収55億超というロケットスタートを決めた。だがそれ以外にもこの夏は話題作・注目作が目白押しだ。特に８月は週に３本のペースで新作がスタートする予定になっている。気になる作品をどうか見逃さないように！
　今回は７月末から８月初頭にかけての劇場作品を紹介しよう。



　今週25日（金）からは『BULLET/BULLET』「弾丸疾走編」が上映スタート。Disney+にて16日から独占配信がスタートした近未来アクション『BULLET/BULLET』全12話を、前後編に分けて劇場上映する、その前編だ。文明が崩壊した世界。盗みを裏稼業とするジャンク屋の少年ギアは、謎の少女ノアから父の形見を奪い返してほしいと依頼される。だが、それは世界の秘密に関わるヤバいしろものだった。『呪術廻戦［１期］』の朴性厚監督が『NINJA KAMUI』に続いて送り出すオリジナル作品。シリーズ構成は金田一士、キャラクターデザイン・総作画監督は吉松孝博。アニメーション制作は朴監督が代表を務めるE&H production。



　翌週から８月に突入。１日（金）からはピクサーの新作『星つなぎのエリオ』が公開。星空の向こうを夢見る少年エリオ。その願いが届いたか、星の世界へと招待され、エイリアンのグロードンと友情を結ぶ。だが、その世界には危機が迫っていた。『私ときどきレッサーパンダ』のドミー・シーのほか、マデリン・シャラフィアン、エイドリアン・モリーナの３人が監督を務める。



　１日スタートがもう１作。『ただいまを返す旅』は自主制作作品。不思議な声を頼りに進み出したマナの旅路を追う。監督の村松大翔思はこれまで『思い出をはこぶ歌』『春空と秋空』などの短編を手がけてきた。今回は45分の中編となる。東京・下北沢のミニシアターＫ２で上映。

≪劇場アニメリスト≫
2025年７月23日現在、編集部調べ