前回、オープニング・コンテ撮ムービーでお茶濁しで、すみませんでした!
まだ、出していないOPコンテ~例えば『いせれべ』とかありますが、またの機会に。
で、前々回5話の続き。“魔除け”話、この件も俺、結構コンテを描き直していると再確認。そして、最初の教室・掃除シーンも篠衿花さん原画、ということはほぼ作監修なしで篠さんの画。比嘉さん良い表情しています。「やしが大丈夫!!」と“琉球直伝”ポーズや、「まよけ~」で“OK”サイン~などの喜屋武さんは原作のコマ画より、“手のポーズ”が身体のシルエットから出るように自分の方で拘って調整したと思います。テレコム時代から、大塚康生さんや友永和秀師匠にこっぴどく叩き込まれたノウハウが“止め画”だからこそ活かされていたりします。てーるーの手に“サン”を握らせる辺り、篠作監と市川(真琴)作監が混在していますね。俺の方で適材適所の振り分けをしていました。
次、“てーるーを誘ってしまう比嘉さん”話。夏休みの時間経過を日捲りカレンダーで見せる演出にしたのですが、納品前に“~年”表記が物語内時間と現実とでズレているとか何かの理由で、急遽消したと思います。実際、具志川ビーチ堤防の通称“てーるーベンチ”がマンガもアニメも数年前のデザインを採用していますし。
「十時茶まで待てない!」は実際の番組を模して再現したのですが、個人的にこーゆーの好き! 一緒に「待てな~い」するすずが可愛いくて~。
バス停前で「あれ?比嘉さん!」とてーるーの呼び掛けに、背後で振り向いている人らは1話同様、もちろん“比嘉さん”たちです。ま、気づいていますよね。バス内・最後部座席で知らぬ間に隣にいるてーるーに“!?”の比嘉さんの顔、面白い! 原作まんまです!
そして、アバンより“○○しようね”問題の伏線回収でAパート終わり。ここは田辺(慎吾)監督の構成勝利かと。
はみ出して、“からあげさんをとりあえず食べる~”はシナリオ時なかったものをこちらで足しました。やっぱ、出したからには唐揚げ、気になって。
という訳で、また短くてすみません。『キミ越え』に(汗汗)!