編集長・小黒祐一郎の日記です。
2020年3月22日(日)
この日はイベントの準備など。昼にワイフと大塚で食事。山下書店の店頭で『SHIROBAKO』のガチャを見つけて、ワイフが挑戦する。武蔵野アニメーションの会社ロゴの入ったふせんと、同じくレイアウト用紙を模したふせんが出て、僕がもらって仕事で使うことにした。『虚構推理』を最新話話数まで観た。dアニメストアに『NOIR』を勧められたので1話を観てみる。
2020年3月23日(月)
「第168回アニメスタイルイベント アニメ様とサムシング吉松の酔っ払いトークPART7 アニメスタイルの20年」開催日。13時から社内打ち合わせで、14時半から西武新宿線方面で打ち合わせ。自宅で少し休んでから、18時40分くらいに阿佐ヶ谷ロフトAに到着。イベント、雑誌、書籍など、テーマごとにアニメスタイルの思い出話をする。この構成自体は吉松さんのアイデアだ。歴代の雑誌「アニメスタイル」を持っていって、お客さんが手に取れるようにしたのだけれど、あまり読んでいる人はいなかったようだ。お客さんがバックナンバーを持っている人ばかりだったということかもしれない。
2020年3月24日(火)
イベントあけの睡眠不足のためか体調がいまひとつ。進行中の書籍群とは別の作業を進める。
『魔動王グランゾート 最後のマジカル大戦』を観終わって、次に『魔動王グランゾート 冒険編』を視聴。いずれもパンダイチャンネルの配信だ。『冒険編』は全3巻。キャラクター中心で話が進むし、ノリが陽気なので観ていて楽しい。
『魔神英雄伝ワタル』『魔神英雄伝ワタル2』『魔動王グランゾート』のキャラクターデザインの表記について確認する。『魔神英雄伝ワタル』『魔神英雄伝ワタル2』のキャラクターデザインは芦田豊雄さん。『魔動王グランゾート』はキャラクターデザインがスタジオライブと表記されている(細かいことを言うと「スタジオ」と「ライブ」の間に1マス空きがある)。なお、3シリーズとも、サブキャラデザインはエンディングで別にクレジットされている(サブキャラデザインの担当者名も面白いのだけれど、それは別の話)。『魔動王グランゾート』もメインのデザイナーは芦田さんであるはずだけど、スタジオライブで分担したということだろう。放送当時から噂話的には聞いているが、記事になったことはあるのだろうか。
2020年3月25日(水)
午前中からやることが山盛り。14時から取材と打ち合わせ。ちょっと歩いてから事務所に戻る。
早朝から昼にかけて『真魔神英雄伝ワタル』『魔神英雄伝ワタル -終わりなき時の物語-』を観た。 『-終わりなき時の物語-』は初めての視聴だった。このところ『ワタル』と『グランゾート』を次々に観ているが、これだけの本数をレンタルビデオで観たら、レンタル代が幾らかかったか。借りてくるのも手間だ。配信のおかげで楽にチェックができる。ありがたい。
2020年3月26日(木)
書籍編集以外で心配事が。と言いつつも書籍の編集は続く。『Panty & Stocking with Garterbelt』を視聴する。『天元突破グレンラガン』も『キルラキル』もながらで観ることができるんだけど、『Panty & Stocking with Garterbelt』は何故かながら観に向かない。好きなんだけどなあ。
2020年3月27日(金)
コミックマーケット98の中止が発表になる。マチアソビの中止が発表になる。4月のアニメスタイルイベントの中止も発表する。コミケの中止はうちの会社としてはかなり痛い。コミックマーケット98で販売する予定だった「今石洋之アニメ画集」「今石洋之アニメ資料集[コンテ・原画編]」「パンスト 今石洋之マンガ全集」の編集作業はそのまま続けることになる。状況は大変だが、原稿はサクサクと進む。
「今石洋之アニメ画集」のテキスト作成のために『フリクリ』1話の動画を一時停止したり、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の2号機のバージョンについて調べたり。
2020年3月28日(土)
朝のラジオ体操で公園に行った以外はほとんど外出はせず、事務所に篭もって原稿作業。Amazon Prime Videoで『DEAD LEAVES』を観る。新マスターになっているようでかなり綺麗だ。NHK-FMの「アニソンアカデミー」の堀江美都子さんの回を聴く。こんなことを言ってはかえって失礼かもしれないけれど、本当によく声が通るなあ。そして、お喋りの内容も楽しい。曲が同じで歌詞が違う『グレートマジンガー』の「ビューナスAの歌」と「大非常線」の「別れを告げて旅に出る」を続けて流すというマニアックさ。濃い番組だった。