COLUMN

第54回 時の流れを超越した生活の果てに

 こんなコラムの原稿でも、何か書こうとなったら何日か前からそれなりに頭の中がワサワサしだして、ワサワサするうちになんとなく焦点が狭まってきて、ようやく文字にできるようになって、掲載してもらっている。
 そういうのが、このところの1週間の後半のことなのだが、とある事情で気を許してしまった。
 というのは、自宅のトイレに置いてあるカレンダーでは、10月7日、8日は連休になっていたのだった。月曜日が祝日で休みだと、月曜更新のこのコラムは本来はお休みになる。書きたいことが溜まっているときは、特にお願いして、平日の火曜日更新にさせてもらっている。ということで、この月曜日がお休みだというアタマになってしまっていた。
 しかしながら、よく考えると、今週末から次の月曜日にかけて自分は防府・呉に旅することになっている。
 あれれ、10月って祝日がそんなにあったのだったっけ、と思ったときにはもう遅かった。
 トイレには去年のカレンダーが置いてあったのだった。ワン公を飼うようになってからここ数年は、鼻ペチャ犬の写真の週めくりカレンダーをトイレに置くようにしてたのだけど、今年のお正月にはちょうどよい感じのが見つけられなくて、去年のカレンダーに写っていた鼻ペチャ犬どももなかなか捨てがたかったので、今年もこいつらのご厄介になることにしてしまっていたのだった。要するに去年のカレンダーをそのまま使っていたのだった。

 ということで、今回のこのコラムは何もネタを考えないままにきてしまって、申し訳ないことしきり。急に何か書く事を思いつこうとしても、こんなふうな言い訳しか浮かんで来ないのだった。
 すみません、すみません、来週こそは何とかします。って、ああ、来週は月曜日お休みじゃん!