１月下旬から２月上旬公開予定の劇場作品を紹介しよう。



　26日（金）からは『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が公開。『機動戦士ガンダムSEED』は人類と遺伝子を調整した新人類・コーディネイターとの争いを描いたもので、2002年にＴＶ放映されて大ヒットした。2004年に続編『DESTINY』が放映されて以来、20年ぶりの完全新作となる。世界平和監視機構の一員としてキラ・ヤマトたちは各地の紛争に介入を続けていた。新興国ファウンデーションの依頼を受け、反コーディネイターを掲げるブルーコスモスへと出動するが……。監督は福田己津央、脚本は両澤千晶、後藤リウ、福田己津央、キャラクターデザインは平井久司、企画・制作はサンライズ（現・バンダイナムコフィルムワークス）。
　同じく26日より「セマンティックエラー　ザ・ムービー」後編が公開。前回紹介したとおり、韓国のＢＬ小説の実写映像化だ。前編に引き続き、短編アニメーションが併映になる。



　翌日27日（土）からは『映画　ギヴン　柊ｍｉｘ［前編］』が上映スタート。ロックバンドの同性同士の恋愛模様を描いたキヅナツキのマンガが原作で、2019年にＴＶアニメ化され、2020年には劇場版が公開されている。今回はその続編で、前後編の前編となる。ギブンのギタリスト・立夏は、ライバルバンド・syhのボーカリストで反りの合わないはずの柊からサポートメンバーを頼まれることに。監督がこれまでの山口ひかるから橋本能理子に交代。脚本・綾奈ゆにこ、キャラクターデザイン・大沢美奈は変わらず。アニメーション制作はLerche。



　翌週２月２日（金）からは『大室家　dear sisters』が上映開始。『ゆるゆり』で知られる、なもりのマンガが原作で、クールな撫子、お調子者の櫻子、真面目な花子の大室家の三姉妹のまったりした日常を描く。監督・コンテは『抱かれたい男1位に脅されています。』の龍輪直征。シリーズ構成は横谷昌宏。アニメーション制作はパッショーネとスタジオリングスが担う。



　同じく２日から『鬼滅の刃　絆の奇跡、そして柱稽古へ』がスタート。昨年放映されたＴＶシリーズ「刀鍛冶の里」編の最終回と、春より放映予定の「柱稽古」編の第１話の先行上映を組み合わせた企画だ。監督に外崎春雄、キャラクターデザイン・総作画監督に松島晃は変わらず。アニメーション制作はもちろんufotable。

≪劇場アニメリスト≫
2024年１月24日現在、編集部調べ