新年最初の劇場アニメ情報をお届けしよう。
　20日（金）からは３作品が上映スタート。



　『蒼穹のファフナー　BEHIND THE LINE』は一昨年完結を迎えた人気シリーズの最新作。時系列的には、劇場版『HEAVEN AND EARTH』とＴＶ第２期『EXODUS』のあいだに当たるエピソードだ。苛烈な戦いから帰還した総士たちが過ごすつかの間の日々を描く。脚本は冲方丁、監督はシリーズに長く携わる能登隆が務める。アニメーション制作はProduction I.G。



　『アイカツ！　10th STORY　未来へのSTARWAY』は、昨年「劇場版アイカツプラネット！」と同時上映された短編から続くストーリー。卒業シーズンを控え、星宮いちごらがそれぞれの進路に向き合う姿を描く。監督は木村隆一、脚本は加藤陽一が手がける。アニメーション制作はBN Pictures。



　『劇場総集編　SSSS.GRIDMAN』はＴＶシリーズ『SSSS.GRIDMAN』の総集編。新作劇場版の公開を３月に控え、シリーズを新たな視点からまとめ直すという。雨宮哲は総監督となり、監督は金子祥之が務める。アニメーション制作はTRIGGER。



　翌週27日（金）からは『金の国　水の国』が公開。岩本ナオの同名マンガが原作。長年諍いを続ける金の国・アルハミドと水の国・バイカリ。サーラとナヤンバヤルは、両国の思惑から、偽りの夫婦を演じることになるが……。渡邉こと乃はこれが劇場初監督。脚本は坪田文、アニメーション制作はマッドハウス。ナランバヤルの賀来賢人を始め、神谷浩史、戸田恵子、木村昴、沢城みゆきらキャスト陣の好演にも注目だ。
　企画上映にも触れておこう。



　27日（金）から29日（土）まで、東京・池袋の新文芸坐で「『幾多の北』と三つの短編」が上映。昨年アヌシー国際アニメーション映画祭で長編賞を射止めた『幾多の北』に最新の短編をセレクトした、山村浩二監督作品の特集企画だ。
　同じく27日（金）から、東京のシネマート新宿にて、韓国長編アニメーションの特集が開かれる。『ホテル・ローズ　欲望の館』『アンニョン、僕のユーレイ様』『密事 閉ざされた村』『耳穴』『ジンジンとアキタ』の５作品を集中上映。詳しいスケジュールは劇場の公式サイトまで。

≪劇場アニメリスト≫
2023年１月18日現在、編集部調べ