今月の配信作品の情報をお届けしよう。最初に紹介するのはNetflixの注目作品ふたつだ。ひとつが6月18日に配信が始まった『スプリガン』。たかしげ宙、皆川亮二による同名マンガが原作で、1998年に劇場アニメにもなっている。今回のシリーズは監督が小林寛、シリーズ構成・脚本が瀬古浩司、キャラクターデザイン・総作画監督が半田修平、アニメーション制作はdavid production。全6話が配信された。
『スプリガン』本予告編
もうひとつの注目作品が『BASTARD!! ー暗黒の破壊神ー』。萩原一至によるマンガが原作。1992年にOVA化されており、今回が二度目の映像化となる。監督は尾崎隆晴、シリーズ構成は黒田洋介、キャラクターデザインは小野早香、アニメーション制作がライデンフィルムという布陣だ。6月30日から配信が始まる。
『BASTARD!! ー暗黒の破壊神ー』予告編
『ナナメンタル』はなんと、声優の土田玲央が原案、脚本、演出、音声演出、作画までを担当したショートアニメ。高校生の蓮見ナナメと幼馴染みの公平の日常生活を中心としたシリーズで、土田玲央は公平の声優も務める。土田玲央のTwitterアカウントで公開するという形式にも驚かされる。
土田玲央Twitterアカウント
https://twitter.com/reiou0106
今月も海外の作品の国内配信が始まっている。いくつかあるうちからひとつピックアップしよう。Netflixで6月29日から配信が始まる『ベイマックス!』だ。2014年に劇場公開され、ヒットを記録した『ベイマックス』の続編のようだ。今まで手描きアニメの関連シリーズがあったが、今回はオリジナルと同じく3DCG作品だ。
『ベイマックス!』予告編
続いてOVAの情報をお伝えしよう。『超次元ゲイム ネプテューヌ THE ANIMATION』のOVAシリーズの第3弾が発表された。タイトルは「陽だまりの茄花(リトルパープル)」。あらすじと先行カットが公式サイトで披露されている。今年10月に発売予定の第2弾「ねぷねぷだらけのフェスティバル」と同様、フィギュア等とのセット販売となる。発売は2023年4月で、すでに予約受付中だ。
以前紹介した『ありふれた職業で世界最強』新作OVAだが、キービジュアルやあらすじ等の詳細が発表になった。新たなキャラクターとして日野聡が演じるナイズ・グリューエンが登場。原作小説13巻特装版に付属するかたちで9月25日に発売予定。
最後にもう1作。『魔法使いの嫁』新作OAD「西の少年と青嵐の騎士」の後篇の予告映像が公開された。約1年に渡り続いた3部作の締めくくりとなる。発売は2022年9月9日。単行本18巻特装版に同梱される。
アニメ「魔法使いの嫁 西の少年と青嵐の騎士」後篇 本予告映像
ここで紹介したOVA作品はタイトル、発売日、価格等すべて予定で、変更の可能性がある。購入にあたっては、その点に留意してほしい。
≪2022年5月・6月配信のアニメリスト≫
2022年6月20日現在、編集部調べ
●前回の更新(5月19日)で未紹介で、なおかつ前回の更新以降、5月末までに配信開始した作品
●2022年6月配信の作品
≪紹介したOVAのリンク≫
2022年6月20日現在、編集部調べ
タイトル・巻数等(★は書籍流通ほか)
補足/予価(税別)/(限定版の場合)予約締切