本日、東映アニメーションが新作エピソードの放映再開をアナウンスした。ネットワークへの不正アクセスにより作品制作に支障を来し、３月中旬からセレクション放映へと切り替えていた。４月16日に『ドラゴンクエスト　ダイの大冒険［2020年版］』が73話を放映。続いて翌17日に『デリシャスパーティ　プリキュア』『デジモンゴーストゲーム』『ONE PIECE』も新作エピソードを放映する。

　さて、新番組の話題に移ろう。今期のオリジナル作品のうち、川崎逸朗監督の『キャップ革命　ボトルマンＤＸ』や加藤誠監督の『群青のファンファーレ』、入江泰浩監督の『ヒーラー・ガール』、稲垣隆行監督の『BIRDIE WING -Golf Girls’ Story-』がすでにスタートしている（続編を除く）。



　本日６日深夜にはフジテレビの「＋Ultra」枠で、『エスタブライフ グレイトエスケープ』が放映開始。『コードギアス　反逆のルルーシュ』の谷口悟朗が原案・クリエイティブ統括を務め、『ご注文はうさぎですか？』の橋本裕之が監督を担う。魔族、獣人などによって住む地域が分割され、管理された未来の東京を舞台に、管理の裏をかき、別の地域へ移住を図る住民を助ける「逃がし屋」を描く。劇場アニメ『HUMAN LOST　人間失格』に続く、企画・プロデュース：スロウカーブ、アニメーション制作：ポリゴン・ピクチュアズのプロジェクトだ。



　さらに11日の朝テレビ東京系の「おはスタ」枠にて『おにぱん！』がスタート。『魔法使いの嫁』の長沼範裕が原案・原作監修。『ゆるゆり』の太田雅彦が監督を務める。鬼のイメージアップのために奮闘する３人の鬼の少女の物語だ。アニメーション制作はWIT STUDIO。



　ＴＶシリーズ初監督作品にも目を向けよう。すでに放映がスタートしている『処刑少女の生きる道』は佐藤真登の小説が原作。『ワールドトリガー』『本好きの下剋上　司書になるためには手段を選んでいられません』など、本郷みつる監督の下で活躍してきた川崎芳樹が初監督を担う。アニメーション制作はJ.C.STAFF。



　７日午後TOKYO MX他でスタートするのが『ヒロインたるもの！～嫌われヒロインと内緒のお仕事～』。原作はヒット音楽ユニットHoneyWorks。男子高校生アイドル『LIP×LIP』のマネージャーとなってしまった女子高生・涼海ひよりの奮闘を描く。監督を務めるのは『ドリフェス！』などで活躍してきた橋本能理子。アニメーション制作はLay-duce。



　９日深夜TOKYO MX他でスタートの『くノ一ツバキの胸の内』。『からかい上手の高木さん』で知られる山本崇一朗のマンガが原作。男子禁制の忍者の里に暮らす女忍者たちのほのぼのコメディだ。HoneyWorksのミュージックビデオ『東京オータムセッション』で監督・絵コンテ・演出を務めた角地拓大が初めてシリーズ監督に挑む。アニメーション制作はCloverWorks。

《ＴＶアニメ新番組リスト》
2022年４月６日、編集部調べ