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ノイタミナの新作ラインナップが明らかに

 2005年スタートから10年を数えるフジテレビの「ノイタミナ」。11月27日に来年4月以降の新作が明らかになった。
 4月スタートの『パンチライン』はゲームシナリオライターとして活躍する打越鋼太郎脚本、上村泰監督、MAPPA制作。
 続く『乱歩奇譚 Game of Laplace』は、岸誠二×上江洲誠コンビ。江戸川乱歩をベースに現代に大胆に翻案するという。
 『すべてがFになる』はミステリィ作家・森博嗣原作のS&Mシリーズが原作。神戸守が監督を務め、A-1Picturesが制作を担う。
 『甲鉄城のカバネリ』は、『進撃の巨人』の荒木哲郎監督×WIT STUDIO制作によるオリジナル。脚本に大河内一楼が参加する。
 なお、1月からはすでに告知されていたように『冴えない彼女ヒロインの育てかた』がスタート。丸戸史明の原作小説を亀井幹太が監督。シリーズ構成・脚本は原作者自身が手がける。
 ノイタミナ発の映画企画・ノイタミナムービーの今後も紹介された。伊藤計劃の原作を劇場アニメ化するPROGJECT ITOでは、既発表の『虐殺器官』は『ハーモニー』に加えて『屍者の帝国』のアニメ化が発表された。『虐殺器官』は村瀬修功監督×manglobe制作、『ハーモニー』はなかむらたかし&マイケル・アリアス監督×STUDIO 4℃制作、『屍者の帝国』は牧野亮太郎監督×WIT STUDIO制作だという。さらに、長井龍雪×岡田麿里×田中将賀の『あの花』チームによる「秩父を舞台にした青春群像劇」が準備中であることも明らかに。
 なお、2015年4月より現在の2枠から1枠へ変更となるという。また、これまでノイタミナ枠を主導してきた山本幸治プロデューサーがフジテレビを退社、企画会社ツインエンジンとしてノイタミナ&ノイタミナムービーの企画に関わっていくそうだ。
 アーカイブムックやベストアルバムの発売も間近に控えており、今後の動きに注目が集まる。

ノイタミナプロジェクト発表会2015特設サイト
http://noitamina.tv/lineup/2015