10月9日、新宿・ハイアットリージェンシー東京で「AnimeJapan 2014」の開催発表記者会見が行われた。会見には、実行委員長の一般社団法人 日本動画協会の理事長・布川郁司と、主催各社の代表20名が登壇。錚々たる顔ぶれが揃うなかで開催概要が発表された。
AnimeJapan 2014は、これまで春に行われてきた東京国際アニメフェア(以下、TAF)と、アニメコンテンツエキスポをそれぞれ発展させ、新たな実行委員会の下で開催される大型アニメイベント。会期は2014年3月22日・23日の計2日間。会場は東京ビッグサイト東展示棟。AnimeJapan 実行委員会が主催し、後援には一般社団法人 日本動画協会とコミック11社会が名を連ねる。TAFの運営に大きく関わっていた東京都が外れ、民間に移行したかたちで開催されるところも大きなポイント。有料来場者数の目標として、2日間で10万人の動員を目指す。なお、東京アニメアワードの継続については近日詳細が発表されるとのこと。
TAFはビジネスデーと一般デー合わせて4日間の開催だったが、今回のAnimeJapan 2014は週末2日間のみ。ビジネス面での支障はないのかという取材陣の質問に対しては、会場を広くとることで一般エリアとビジネスエリアを分け、日程を凝縮して双方の活性化を促すという答えが返ってきた。また、ビジネスデーだけに参加して帰ってしまう海外からの来場者に、一般デーの熱気を知ってもらうためにも2日に絞ったという理由があるそうだ。イベント運営側は「海外への情報発信を、まず国内の大型イベントとして行いたい」という意気込みを見せている。
今年12月から来年1月にかけて、出展社・出展作品・ステージ情報などが発表される予定。開催概要は以下のとおり。
AnimeJapan 2014 |
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会期 |
2014年3月22日(土)・3月23日(日) 9:00〜17:00 |
会場 |
東京ビッグサイト 東展示棟 東1〜6ホール |
入場券 |
2014年2月上旬発売予定 |
展開内容 |
出展ブース(展示・物販)、ステージ、ビジネスエリア、主催企画などを展開予定 |
主催 |
AnimeJapan 実行委員会(株式会社アニプレックス、株式会社アニメイト、株式会社KADOKAWA、キングレコード株式会社、株式会社サテライト、株式会社サンライズ、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社、株式会社小学館集英社プロダクション、株式会社手塚プロダクション、東映アニメーション株式会社、株式会社トムス・エンタテインメント、株式会社 日本アドシステムズ、日本アニメーション株式会社、バンダイビジュアル株式会社、株式会社ぴえろ、株式会社プロダクション・アイジー、株式会社フロンティアワークス、株式会社ポニーキャニオン、株式会社マーベラスAQL、一般社団法人 日本動画協会) |
後援 |
一般社団法人 日本動画協会、コミック11社会 |
■関連サイト
AnimeJapan 2014 公式サイト
http://anime-japan.jp/