『沖ツラ』10話途中です。肝試しから帰っていきた比嘉さんを玄関に迎えに行くすず——森(亮太)君の原画がこれまで同様、ポーズも表情も楽しくて良かったです。ただ走るのではなく、一歩一歩違う方向に引っ張る作画マニア受けしそうな動きが魅力です。
森君同様、今作のもう一人のエース作画マン・篠(衿花)さんの“自転車に乗れない喜屋武さん”話。こちらも傑作で良いです。どんどん喜屋武さんが小学生みたいになってゆくけど、可愛いから許します。てーるーの「自転車乗れなかった?」に固まり、「の……乗れるけど?」とトボける喜屋武さんが可笑しい~(笑)。
画コンテ的には、
具志川ビーチの堤防上下で、鉄とてーる―たちが目が合ったところで、無言の時間経過~
が気に入っています。この作品はコメディの間々にこういう時間を飛ばす面白さが、演出する上での密かな楽しみだったりします。最後まで「隆起サンゴ礁石灰岩がよ~」と誤魔化そうとしている喜屋武さんに、ニヤニヤしちゃう話ですね。
「11月に蝉が鳴いてんの!?」と振り向きもかなり以前説明した
止め画+タッチ+Q.T.Bでの動き省略!
やっています。ま、憶えてないか?
“海に来る理由は暇”もコンテかなり直しちゃったのですが、いちばんのポイントは海を見せるタイミングだった気がします、確か。元のコンテでは、てーるーが振り返る前に海が映っていたんですが、
「え……?」と振り返った後に、てーるーの現前に広がる海!
にするべきだと。
ラスト2カットは集団歩き、申し訳ありませんが、ウチの作画リソース的にああせざるを得なかったです。
と、また中途半端とこで、次週へ。
先週は原図、今週は“原画の出し切り”でいっぱいいっぱいです(汗)。