COLUMN

アニメ様の『タイトル未定』
174 アニメ様日記 2018年9月23日(日)~

2018年9月23日(日)
早朝の新文芸坐に着いたら、オールナイト「新文芸坐×アニメスタイル セレクションvol. 107 ストップモーション・アニメの世界」が終わった直後。つまり、オールナイトの終了に立ち合うことができなかったのだ。残念。今回は終了が午前5時と、いつものオールナイトよりも早かった。午前中は「アニメスタイル014」やこれから編集する書籍の作業。昼は新宿方面に散歩。17時に「黄瀬和哉展」開催中のササユリカフェへ。黄瀬さんのトークとサイン会で、トークの司会を務めた。出演は黄瀬和哉さん、西尾鉄也さん。お客として来場していた本田雄さんにもトークに参加してもらった。トークの前後に、本田さんに『若おかみは小学生!』の担当パートについてうかがう。

2018年9月24日(月)
三連休の3日目。池袋HUMAXシネマズの午前9時20の回で『若おかみは小学生!』を観る。二度目の視聴なので、今回は語り口や、物語の構成を確認しながら観た。脚本が巧みなのは間違いないが、絵コンテの段階で脚本を圧縮しているのではないかと思った。最初の鑑賞と同じところでウルっときた。山寺宏一さんが演じる親子連れの父親(木瀬文太)が、おっこが彼のために作り直した料理を食べて喜ぶところだ。他の観客が感動したところとちょっとズレているかもしれない。ラストシーンも感動的なのだけど、そこが一番ぐっときた。

2018年9月25日(火)
昼間は『ヤマノススメ サードシーズン』を、数話分をまとめて観る。それから『銀魂』の最新話を観た。『銀魂』の今のシリーズは9月いっぱいで終わると思い込んでいたのだけど、まだ続きそうだ。しかし、もう1クール分は原作がないはず。どうするのだろう。午後、有楽町マルイで開催中の「若おかみは小学生! 劇場公開記念 原画展」に。規模の大きな展示ではないが、貴重な資料が沢山あった。

2018年9月26日(水)
『よんでますよ、アザゼルさん。』のTV第1シリーズを全話観る。 午後は、お借りしていた資料を返却するために、あるプロダクションに。予定より早く着いたので、プロダクションの前でぼんやり立っていたら、知り合いの監督がやってきたのでご挨拶。この方と会ったのは7年ぶりくらいだ。その後、別の監督がやってきて、その方と『若おかみは小学生!』についてちょっと話す。

2018年9月27日(木)
『おおきく振りかぶって』を1話から11話まで観た。本放送でも観ているし、その後、少なくとも1回は全話を観ている。やっぱりよくできているなあ。早稲田松竹で 「マルホランド・ドライブ」を観る。新文芸坐のデヴィッド・リンチ特集で観ることができず、いつか観たいと思ったのだが、すぐにそのチャンスが巡ってきた。確かに刺激的な映画だ。色気もある。自分が20代の頃に観ていたら、かなりハマったと思う。

2018年9月28日(金)
ユーロスペースで『大人のためのグリム童話 手をなくした少女』を観る。散々言われていることだと思うが、手法と物語がマッチしている。終盤の展開については理解しづらいところがあった。再見したら分かるだろうか。

2018年9月29日(土)
午前4時に「▼▼▼(作品タイトル)で★★★さん(人名)が描いたイラストは何枚だか分かる?」と編集スタッフにメールしたら、3分後に「現在確認されているのは▲枚です」と返信が来た。劇場版『フリクリ プログレ』を観た。この作品が『フリクリ』的であるかどうかはおいておくとして、作画についてはいいところがいくつもあった。