COLUMN

145 アニメ様日記 2018年3月4日(日)~

2018年3月4日(日)
レンタルDVDで『みつあみの神様』を観る。朗読劇をDVD化したもので、アニメーションパートは舞台背後のスクリーンに映っているものを撮っているので観やすくはない。アニメーションパートは板津匡覧さんが監督・絵コンテ・キャラクターデザイン・作画監督を担当。新宿TOHOシネマズで『映画ドラえもん のび太の宝島』を観る。お話について「あれ?」と思うところはあるのだけれど、楽しく観ることはできた。特に映画前半に作画的な見どころが多い。
 イベント前に阿佐ヶ谷のファミレスで、「アニメスタイルのうすい本」のために井上俊之さんの取材。夜は「第142回アニメスタイルイベントアニメの作画を語ろう 2018年春」。第1部は「磯光雄の作画を語る! PART2」で井上俊之さんとcoosunが登壇。coosunが用意した解説用の映像が素晴らしく、勉強になった。第2部は井上さん、平松禎史さんによる『さよならの朝に約束の花をかざろう』のトーク。この2人ならではの内容の濃いものとなった。第3部は井上俊之さんに『エロマンガ先生』の作画について語っていただく予定だったが、第1部がボリュームアップしてしまったので割愛。『エロマンガ先生』についてはまたの機会に。  

2018年3月5日(月)
取材の予習。『NieA_7』『迷い猫オーバーラン!』『少女たちは荒野を目指す』『生徒会の一存』等を視聴。『NieA_7』はBlu-rayで観たのだけど、驚くくらい鮮明。居酒屋のカウンターで『STEINS;GATE』のムックを読む。  

2018年3月6日(火)
イオンシネマ大井で『映画 中二病でも恋がしたい!Take On Me』を鑑賞。いろいろとユルい感じなのだけど、そのユルさが楽しさに繋がっていた。しめるところはきっちりしめて、ファンムービーとしては文句のない仕上がりになっていた。六花が勇太を愛するうちに、中二病が抜けていくことが示されているところがよかった。元々、大人目線で中二病を描いている作品であり、落ち着くべきところに落ち着いた感じだ。観た後にファミレスに行きたくなった。  

2018年3月7日(水)
「設定資料FILE」の構成。構成をしながら、1話から『からかい上手の高木さん』を観る。楽しい。連絡いろいろ。書籍ふたつの企画が大きく前進。  

2018年3月8日(木)
「この人に話を聞きたい」取材。第百九十八回で登場していただくのは佐藤卓哉さん。写真はかなりの変化球となった。カメラマンの平賀正明さんは、その場でのオーダーに対して、臨機応変に応えてくれた。さすがだ。  

2018年3月9日(金)
インタビューの前に『さよならの朝に約束の花をかざろう』関係の取材(紙媒体、WEB媒体)をまとめて読んだ。多い多い。30本以上の記事に目を通したはず。『さよ朝』関係の記事にはいいものが多かった。具体的に言うと、ユリイカの上田麻由子さん、エキサイトレビューの丸本大輔さんのインタビューがよかった。11時半から『さよ朝』取材。11時半スタートして18時終了。6時間半ぶっつつけ。最初の予定では間に休憩をはさむ予定だったのだけど、1本目の取材が長引いたので、休憩もなくなったのであった。  

2018年3月10日(土)
「あにめたまご2018完成披露上映会」に行く。上映された4本の中では『えんぎもん』と『Midnight Crazy Trail』がよかった。『Midnight Crazy Trail』の絵コンテはワタナベシンイチさんで、かなりナベシンさんらしい感じだった。