COLUMN

139 アニメ様日記 2018年1月21日(日) ~

2018年1月21日(日)
アクアシティお台場で「キングスマン:ゴールデン・サークル」を鑑賞。ScreenX 2Dで字幕での上映だった。娯楽性が高く、映画としては満足。ScreenXというのはアクションシーンなどの見せ場になると、客席の右側の壁、左側の壁も使って上映するという特殊な方式で、それも面白かった。ただ、終盤のアクションシーンで、画面が左右の壁に広がらないので「あ、これはクライマックスではなくて、この後に本当のクライマックスがあるのね」と分かってしまった。  

2018年1月22日(月)
タテアニメで『孤独のグルメ』1話を観る。黄瀬和哉さんが監督だけでなく、全カットの作画も担当。キャラクターの外見が原作通りなので、ドラマ版のBGMを使っているのがちょっと意外だった。ネットのオークションで購入した「アニメディア」300冊が届く。段ボール箱で10個分。ラックに収めるのは3月になるので、とりあえず段ボール箱のまま事務所内に積んでおくことになった。この日は大雪。温かいものを食べようと思って入った近所の居酒屋が、店内も猛烈に寒かった。暖房を入れていても追い付かないんだろうなあ。早々に退却。  

2018年1月23日(火)
取材の予習で『ボールルームへようこそ』を原作と比較しながら観る。『ふるさとめぐり 日本の昔話』で杉野昭夫さんが絵コンテ、演出、作画の「やまんば堂」を観た。  

2018年1月24日(水)
「アニメスタイル013」取材。 自分で言うのもなんだけど、アニメスタイルらしい取材となった。  

2018年1月25日(木)
午前中に上野の森美術館で開催されていた「生賴範義展」へ。生賴範義のイラストについては子どもの頃から「とても人間が手で描いているとは思えない」と感じているところがあって、今回の展示で一部のイラストについては「それが1枚の画として描かれていることの理解」を自分の脳が拒否しようとしている感覚すらあった。昼は事務所で打ち合わせ。夕方から『さよならの朝に約束の花をかざろう』の試写。岡田麿里さんらしい内容だし、画作りが素晴らしいし。井上俊之さん、平松禎史さんの代表作になるのではないか。美術やレイアウトもいい。帰りの渋谷駅で、構内アナウンスで、ザクレロについて解説をしていた。「JR東日本 機動戦士ガンダムスタンプラリー」絡みのことなんだけれど、大変な世界線に来てしまったと思った。  

2018年1月26日(金)
試写会で『劇場版ときめきレストラン☆☆☆ MIRACLE6』を観る。観客参加を前提としてアイドル映画だ。なるほど、こういう作りになるのか。試写よりも映画館でファンと一緒に観た方が楽しいに違いない。  

2018年1月27日(土)
新文芸坐で、ワイフと「新感染 ファイナル・エクスプレス」「ダンケルク」の2本立てを観る。「新感染」は大変によくてできていて、素晴らしく面白かった。脚本を練りに錬っている作品だ。「ダンケルク」は二度目の鑑賞で、ワイフの付き合いで観た。二度目の鑑賞だと、驚くくらいに体感時間が短い。あっという間に終わった。新文芸坐のスクリーンと音響での「ダンケルク」もかなりの迫力だった。