あの原口正宏のトークイベントが帰ってきた。12月4日(日)昼に「第124回アニメスタイルイベント 帰ってきたデータ原口のアニメ講義 『クレジットから見る 東映アニメーション60年』」を開催するのだ。
原口正宏は、国産商業アニメ研究の第一人者であり、アニメのデータ収集に人生を捧げてきた人物である。彼をメイン出演者としたこのイベントは、いわば「日本で一番アニメに詳しい人物による日本で一番濃いアニメイベント」である。
12月4日(日)のテーマはイベントタイトルにあるように「クレジットから見る 東映アニメーション60年」。東映アニメーション作品のクレジット画面を次々と見つつ、その表示形式や表示順の推移、手書きから活字への変化、脚本クレジットのEDへの移動、絵コンテの分離表示といった「クレジットの行間」から、東映アニメの社風(制作体制)の特徴と、歴史の流れを読み取るという試みである。
今回のイベントもトークのメイン部分を「アニメスタイルチャンネル」で配信する予定だ。会場は阿佐ヶ谷ロフトA。前売り券は10月29日(土)に発売開始だ。
■関連リンク
アニメスタイルチャンネル
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/lofta/51928
第124回アニメスタイルイベント 帰ってきたデータ原口のアニメ講義 |
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開催日 |
2016年12月4日(日) |
会場 |
阿佐ヶ谷ロフトA |
出演 |
原口正宏、小黒祐一郎 |
チケット |
前売1500円 当日1800円(共に飲食別・要1オーダー) |
■アニメスタイルのトークイベントについて
会場となる阿佐ヶ谷ロフトAはトークライブができる居酒屋。入場料(今回は前売1500円、当日1800円)とは別に飲食(最低でもドリンク1杯)をお願いしている。ソフトドリンクもあるので、未成年の方でも大丈夫。 アニメスタイル編集部が開催する一連のトークイベントは、イベンターによるショーアップされたものとは異なり、クリエイターのお話、あるいはファントークをメインとする、非常にシンプルなものだ。出演者のほとんどは人前で喋ることに慣れていないし、進行や構成についても至らないところがあるかもしれない。その点は、あらかじめお断りしておく。