上映イベント「押井守映画祭」が再スタートします。これは押井守監督が手がけた作品を連続して上映していく企画で、今回のシリーズではなかなか映画館で観ることができないマニアックな作品まで網羅していく予定です。他の【新文芸坐×アニメスタイル】と同様に新文芸坐とアニメスタイルの共同企画でお届けします。
5月3日(土)の「押井守映画祭2025」の第一回は《立喰師 編》。押井監督にとって重要なモチーフである「立喰」にスポットを当てた「立喰師列伝」と「真・女立喰師列伝」を上映します。
「立喰師列伝」は押井監督が原作と脚本も兼任。実写写真を使ったアニメーションである「スーパーライヴメーション」という独特なスタイルで制作された異色作。河森正治さん、神山健治さんなど、業界の方々が写真で出演しているのも話題です。
「真・女立喰師列伝」は複数の監督によるオムニバス作品であり、押井さんは原作、総監修、OP監督、「金魚姫 鼈甲飴の有理」と中CMと「ASSAULT GIRL ケンタッキーの日菜子」の監督、脚本を担当しています。
トークコーナーのゲストは押井監督と辻本貴則監督のお二人となります。辻本さんは「真・女立喰師列伝」の「荒野の弐挺拳銃 バーボンのミキ」で監督、脚本、撮影、編集を務めており、さらに「KILLERS キラーズ」「THE NEXT GENERATION パトレイバー」等にも参加。押井作品の常連クリエイターの一人です。聞き手はアニメスタイル編集長の小黒祐一郎が務めます。
なお、「アニメスタイル通信」等で、トークのゲストとして鈴木敏夫プロデューサーが登壇するとお伝えしていましたが、都合により鈴木さんの登壇はなくなりました。ご了承ください。
「真・女立喰師列伝」はDVDによる上映となります。
チケットは4月26日(土)から発売。チケットの発売方法については新文芸坐のサイトで確認してください。
●関連リンク
新文芸坐オフィシャルサイト
http://www.shin-bungeiza.com/
新文芸坐オフィシャルサイト(押井守映画祭2025《立喰師 編》 情報ページ)
https://www.shin-bungeiza.com/schedule#d2025-05-03-1
【新文芸坐×アニメスタイル vol.189】 |
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開催日 |
2025年5月3日(土)16時00分~21時30分予定(トーク込みの時間となります) |
会場 |
新文芸坐 |
料金 |
3800円均一 |
上映タイトル |
立喰師列伝(2006/104分/35mm) |
トーク出演 |
押井守(監督)、辻本貴則(監督)、小黒祐一郎(アニメスタイル編集長) |
備考 |
※トークショーの撮影・録音は禁止 |