第886回からの続きで“OP”。
c-015 雨に濡れたてーるーと比嘉さんを覗き見る安慶名さん。ここからのカットは本作のラブコメ要素を立て続けに盛り込みました。
c-016 前カットの切り返しに喜屋武さんヒョッコリIN。真円の虹は出﨑(統)監督『家なき子』の影響でしょうか?
c-017 指ハート“デデンデンデン♪”の安慶名さん。中なしポンでハートを大きく~戻す際コマ打ち、作画1枚を拡大・縮小撮影——曲リズム合わせで、こちらもダンスの振り付け。
c-018 コンテと共に“残し”を効かせた指の動きを細かく指示しました。同じく振り付けカット。
c-019 かき氷を食べる喜屋武・てーるー・比嘉。比嘉さんを視認するには尺が短過ぎ? でも、音楽に合わせるとこの位が気持ち良かったので、スミマセン。
以上c-015~019は塩澤(枢)さん他で原画、作監・篠衿花さん。篠さんは『沖ツラ』との相性が抜群で、視聴者の方々が“可愛い”と指差す比嘉さんは篠作監率高いです。#02冒頭とCパートや#05冒頭教室シーンなど、篠上りはほぼ板垣の手は入っていないし、それほど密な打ち合わせ・注文を出さなくても、大概間違いのないモノが上がってきます!
c-020 女子3人のスカート~足。コピペ増殖で費用対効果優先。こちらももちろん振り付けで、原画は市川真琴さんで作監修はなし。市川さんは不思議な画力で、キャラはあまり似せてこないのですが、身体のデッサン、手~指は巧くて、さらに俺のラフを淡々と原画にしてくれたりと、個人的には大変助けられてて、『沖ツラ』本編でも“困ったら市川さん”です。
c-021 同じく女子3人、こちらもダンス振り付けで市川原画ですが、前述のような理由でキャラは篠作監修正が入っています。
c-022 エイサー祭りの一同。こちらもそれぞれ一連+カメラワークで振り付けになるようにしています。後、こちらの“チョンダラー喜屋武さん”、委員会のコンテ・チェックで「オープニングは嘘でもメイクなしにしないと、喜屋武さんと分からないのでは~」と言ってきたのですが「そんな嘘ついたら原作と沖縄に申し訳ないでしょう! これは喜屋武さんのもう一つの顔です!」と返して現状。
で、また短くてすみません。最終話の納品が終わり次第、もう少し落ち着いて制作話書きます(汗)。また来週で……。