編集長・小黒祐一郎の日記です。
2020年4月5日(日)
基本的に事務所にこもって原稿作業。外出は朝のラジオ体操、昼飯の買い出しくらい。月曜朝までかかるかと思った「今石洋之アニメ画集」の巻末インタビューの原稿が15時くらいに終わった。原稿をまとめていて、自分はインタビュアーとして天才なのではないかと思った。勿論、勘違いである。偶々取材で上手く転がっただけだ。
新番組『アルテ』『LISTENERS リスナーズ』『トミカ絆合体 アースグランナー』『ギャルと恐竜』『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』『イエスタデイをうたって』の1話を観た。それからAmazon Prime Videoで『アイアン・ジャイアント』と「仮面ライダー」。
2020年4月6日(月)
事務所にこもってデスクワーク。原稿の推敲、デザイナーさんに出すラフ描きなど。新番組『もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ』『キングダム(第3シリーズ)』『ミュークルドリーミー』『波よ聞いてくれ』『俺の指で乱れろ。~閉店後二人きりのサロンで…~』『グレイプニル』『新サクラ大戦 the Animation』『継つぐもも』を観た。
2020年4月7日(火)
緊急事態宣言が発令される。我が社も自宅勤務が始まって、自宅で作業ができるスタッフは出社しないかたちに。自分は自宅がすぐ近くなので、今まで通りに毎日出社する。「今石洋之アニメ画集」と関連書籍の編集作業は続く。新番組『白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE』『プリンセスコネクト! Re:Dive』『邪神ちゃんドロップキック’』を観る。「ギリシャ神話劇場 神々と人々の日々」はアニメではなかった。
2020年4月8日(水)
猛烈に忙しかった日。散歩もお休み。「今石洋之アニメ画集」「今石洋之アニメ資料集[コンテ・原画編]」「パンスト 今石洋之マンガ全集」の編集作業を進めつつ、「設定資料FILE」の構成を一気に片づける。
コミックマーケット98の中止が決まる前から、コミケが中止になった時のために「今石洋之アニメ画集 スペシャルセット」の販売会用に都内に広い会場を借りていたのだが、その施設が新型コロナウイルス感染症対策で休館となった。またまた大ピンチ。
作業をしながらひたすら『仮面ライダー』を観る。
以下は「仮面ライダー」の話題。36話「いきかえったミイラ怪人エジプタス」で、エジプタスについて「4000年前に生きていたと言われる怪人だ」との説明が。ああ、この世界にはショッカー怪人以外の怪人もいるのね。37話「毒ガス怪人トリカブト」で「怪獣サイン会」で子供達が集まったのだが、サイン会に来たのは怪獣ではなく、ショッカーの怪人達だった。この世界だと「怪獣」はフィクション世界のキャラクターとして認知されているということなんだろうなあ。
2020年4月9日(木)
この日もデスクワーク。初めて事務所スタッフだけでSkype打ち合わせをやる。「小黒さんの声が途切れる」と言われてMacBookを持って別のフロアに移動したり。他は進行中の書籍の作業など。
新番組『BNA』『シャドウバース』『フルーツバスケット 2nd season』1話を観る。「ファンファンキティ」はアニメ番組ではなかった。
『地縛少年花子くん』の終盤を観る。シリーズを通じて画作りがとてもよかった。25年前だったら「夢のようなアニメ」だ。勿論、今の作品としても凄い。
Amazon Prime Videoの日本映画NETで、森田芳光監督の「キッチン」を観た。これは凄い。公開当時に観たとしても凄いとは思わなかったかもしれないけれど、今の目で観るとかなり凄い。
2020年4月10日(金)
この日もデスクワーク。「今石洋之アニメ画集」「今石洋之アニメ資料集[コンテ・原画編]」「パンスト 今石洋之マンガ全集」の作業が同時進行。校正紙がいくつも出る。そして、この3冊の告知を開始する。
Amazon Prime Videoで「東京公園」を観た後、U-NEXTで「傷だらけの天使」1話。なんてこった。萩原健一さんを「可愛い」と思ってしまった。そんな日がくるとは。Amazon Prime Videoのプラス松竹で「蒲田行進曲」と「時代屋の女房」を観る。「蒲田行進曲」を観初めてから「あれ?」と思った。頭の中で「蒲田行進曲」と「時代屋の女房」がごっちゃになっていたようだ。
2020年4月11日(土)
朝、昼、夜に事務所に入って作業をした。午前中に飛鳥山公園まで散歩。通常は夜から朝までの営業で、一度も入ったことがなかったラーメン屋(店頭にホッピーの張り紙あり)が、コロナの影響で昼の営業を始めていたので入ってみる。お酒のつまみも豊富。また来たい。
SNSでタイトルを見かけたマンガ「めんつゆひとり飯」1巻を読む。内容としては会社員食事マンガ。主人公の面堂露はめんどうくさがりということになっているけど、いやいやマメですよ。雑だけど、ちゃんと料理を作っているし、工夫もしている。人妻で美人秘書で料理好きの十越いりこはかなり素敵なんだけど、面堂露の「心の十越さん」の方が萌える。元美形で現在はデブ男子の保ヶ辺勉は共感できるし、彼に片想い中の白田舞も現実にいたらかなり可愛いはずだ(作品中ではめんどくさい人扱い)。
『メジャーセカンド』を1話から観始める。