COLUMN

アニメ様の『タイトル未定』
244 アニメ様日記 2020年1月26日(日)

編集長・小黒祐一郎の日記です。

2020年1月26日(日)
早朝に新文芸坐へ。オールナイト「新文芸坐×アニメスタイル セレクションvol. 123 中村豊のスーパーアクション vol .1」の終幕を見届ける。午前中は散歩。昼はアニメスタイル卒業生(数年前までの学生スタッフ)が事務所を訪れて食事に。ここ数日、卒業生に次々と会った。午後はワイフの希望で雑司が谷霊園まで散歩。その後は事務所に。

2020年1月27日(月)
事務的な用事を次々とこなす。電話もする。このところ、仕事はしているし、やりきれないくらい作業があるんだけど、原稿らしい原稿を書いていない。いかんなあ。作業をしながらDVD BOOKの『スペースコブラ』vol.1、『じゃりン子チエ』vol.1を半分ずつくらい観る。

2020年1月28日(火)
雪が降ると聞いていたけど、起きた時には雨。その後も、雪を見ることはなかった。昼は体力が落ちているワイフを誘って蕎麦屋に。鍋を食べる。午後に打ち合わせが一件。これから出す本、出したい本をまとめた。数はあるけど、順番がよくないなあ。
『魔動王グランゾート』を1話から観る。1話冒頭の「冒険モノ」感が凄い。耐えて久しい感じ。『魔動王グランゾート』6話でアクアビートが登場。本放映時もこの初登場シーンはインパクトあったなあ。BANKのラビも作画がいいぞ。
立東舎のサイトで「【連載エッセイ】押井守の映画50年50本アーカイブ」の「1988年『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』編」を読む。面白い。さすがは押井さん。ただし、「逆シャア本」の思い出部分はちょっと押井さんの記憶は違うかもしれない。前段階でアニメージュの記事で押井さんが『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』を誉めていて、それを知っているから同人誌で取材を申し込んだという流れだったはず。

2020年1月29日(水)
午前中は散歩とデスクワーク。13時から中央線方面で取材3本立て。取材までに晴れてよかった。ちょっとだけ吞んでから、池袋に。「アニメの仕事は面白すぎる 絵コンテの鬼・奥田誠治と日本アニメ界のリアル」を読了。僕にとっては大変に面白い本だったけど、個々の記述については「?」なところもあった。ドラゴンクエストウォークは上級職が強くて楽しい。ドラゴンクエストウォークのために1日4万歩くらい歩きたいけど、そんなわけにもいかない。

2020年1月30日(木)
グランドシネマサンシャインの13:35~15:33の回で『メイドインアビス 深き魂の黎明』を鑑賞。僕的にはかなり内容がキツかった。そのキツさは作り手が狙ったものであるはずなので、これは悪口ではない。僕がもっと若ければ「すげえ」と言っていたかもしれない。作画はよかった。あの複雑な衣装を着たキャラクターを、丁寧に動かしていたのがすごい。それから、脚本の力かコンテの力か分からないが、中盤の話の運びが猛烈に上手いと思った。映画の後は打ち合わせとデスクワーク。片づけなくてはいけない用事が山盛り。ドラゴンクエストウォークは新イベント「あくま大王襲来」がスタート。これも歩く意欲が高まりそう。

2020年1月31日(金)
午前中から昼までは散歩とデスクワーク。闇雲に作業を進める。14時から上井草で打ち合わせ。17時から石神井公園で打ち合わせ。上井草から石神井公園までの移動は徒歩。まわりみちをしつつ、ドラゴンクエストウォークを進める。池袋に戻ってまたデスクワーク。
『魔動王グランゾート』の視聴が最終回にたどり着く。最終回の作画監督は吉松さん。よい仕事をされている。そして、原画に大張正己さん名前が。

2020年2月1日(土)
トークイベント「第166回アニメスタイルイベント スタッフが語る『海獣の子供』」を開催。イベントは大変に充実したものとなった。出演を予定していなかったスタッフが、次々とステージにあがってくれたのも嬉しかった。トーク終了後はスタッフによるサイン大会に。先に会場を出たワイフと落ちあって、晩飯を食べて池袋に。