COLUMN

アニメ様の『タイトル未定』
212 アニメ様日記 2019年6月16日(日)

2019年6月16日(日)
土曜の23時半に起きて深夜の散歩に。午前1時50分頃に事務所。その後は基本的に原稿作業。WOWOWで『劇場版BLEACH MEMORIES OF NOBODY』『劇場版BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸』『劇場版BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ』『劇場版BLEACH 地獄篇』『BLEACH[実写版]』を連続放送。それを流しながら作業をする。

2019年6月17日(月)
今日も一日、デスクワーク。午前中は原稿。録画したTOKYO MXの「ヒーリングタイム&ヘッドラインニュース」を再生しながら作業を進める。具体的に書くと「路面電車のある風景その1」「猫の足跡&看板猫」「東京点描 城北1」を再生した。午後は夏の書籍の編集作業と「設定資料FILE」のページ構成。確認することがあって、『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』を観る。続けて『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』を観る。いつも仕事中に飲んでいるコーヒーをやめて、飴をなめながら作業。コーヒーを抜いて体調はよくなったけど、腹が減る。

2019年6月18日(火)
今日も昨日も一日、デスクワーク。大物のテキストがようやく終了。他も色々と大忙し。午前中は昨日と同じく、録画したTOKYO MXの「ヒーリングタイム&ヘッドラインニュース」を再生しながら作業。午後は『どろろ』の最新話を観る。『からくりサーカス』の視聴を再開。

2019年6月19日(水)
『からくりサーカス』をまとめて視聴。ものすごい「林原めぐみ祭り」の回があった。次の大物原稿に入らなくてはいけないのだけど、他の作業がたまっているので、そちらを優先して片づける。午後に「内藤泰弘の世界展」へ。吉松さんと合流して、一緒に回る。「トライガン」の原作を読み返したくなった。それから「栗本薫と中島梓 世界最長の物語を書いた人」をようやく読了。面白かった。同じ人物について書いても、もっとエキセントリックな内容にできたに違いない。筆者の愛情の深さとバランスのよさが素晴らしい。

2019年6月20日(木)
暗いうちから散歩。要町あたりから谷端川緑道を歩く。谷端川緑道は今までも何度か歩いていたのだけれど、今日初めて名前を知った。地図を見ると、かなりの長さがある。自分が今まで歩いていたのは谷端川緑道の一部だったのだ。その後はずっとデスクワーク。午後はメインマシンのMac miniの具合が悪くなり、悪戦苦闘する。前にも同じようなことがあった。次に買うマシンを決めておいたほうがいいかもなあ。『からくりサーカス』を、配信の最新話数である34話まで観た。

2019年6月21日(金)
朝の散歩は飛鳥山公園との往復。その後はデスクワーク。引き続き、夏に出す書籍の編集作業でてんてこ舞いで、またまた大物の原稿が後まわしに。てんてこ舞いと言いつつ、午後は「河森正治EXPO」に。展示されている資料もよかったし、展示の仕方もよかった。延々とゴチャゴチャと資料が貼られていて、このゴチャゴチャ感が(僕が思うところの)河森さんらしさとマッチしていた。音声ガイドは複数あったのだけど、河森さんversionで語られていた「学生時代の一日」の話が面白くて、二度も聞いてしまった。以下は記憶モードで書く。大学で授業に出て、学食で美樹本さんと『マクロス』について打ち合わせして、渋谷(だったと思う)のゲームセンターで少しだけアーケードゲームをやってから、ぬえに行く。自宅とぬえまで2時間半(だっけ?)かかるので、移動中の電車の中で小さなノートにデザインをしていた、といった内容だった。展示されていた『新世紀GPX サイバーフォーミュラ』の初期デザインで思い出したことがあった。放映開始前にアニメージュの武田編集長に見せられた企画書には、河森さんのイメージボードも使われていて、僕は「チキチキマシン猛レース」のような作品だと思ったのだ。その企画書が、アニメージュが『新世紀GPX サイバーフォーミュラ』を押すきっかけになった。話を戻すと、「河森正治EXPO」では「河森正治EXPO解態新書」も購入した(届くのはずっと先)。
「なつぞら」の新しい登場人物の坂場一久。おそらく、モデルは高畑勲さん。「アニメのリアリティ」を問題にするあたりも高畑さんらしい。前にも「本格作画ドラマだな」と思った回があったけれど、この日の回もそうだった。

2019年6月22日(土)
一日デスクワーク。と言いつつ、昼寝をしたり、床屋に行ったり。