2019年6月2日(日)
昼からトークイベント「第158回アニメスタイルイベント 亀田祥倫の新世紀の思い出のアニメを語る会」を開催。楽しいイベントだった。ただし、予定していたプログラムの半分くらいは消化できず。実は亀田さんの質問に小黒が答えるコーナーの予定があり、そのために復習していた。いずれPART2をやりたい。
2019年6月3日(月)
今日も暗いうちから散歩。その後はデスクワーク。『交響詩篇エウレカセブン』の再々視聴(再々々かもしれない)が終了。誤解を招く書き方かもしれないけれど、この作品の根幹にある価値感は、たとえば生活系アニメに近いものなのかもしれない。放映された時期の「今」とリンクした作品だということだ。文章にすると当たり前のことだなあ。例によって3冊の書籍とその特典、他の作業が同時進行。
2019年6月4日(火)
午前1時に起きて事務所に。昼過ぎまでデスクワーク。午後にマンションで休む。夕方から業界のある方と食事。ひと月遅れの誕生日ということで、ご飯をおごっていただく。インタビューのための質問状を書くのに5時間強かかった。明らかに取材時間よりも長い。ある作品のキャラ設定を見る。かなりイカす。見たことのない指示がいくつも入っている。アニメファンよりも業界の人に見せたいキャラ設定だ。『ワンパンマン』第2期を最新話数まで観た。いいところで「つづく」になった。第1期と作りは違うけれど、話としては面白い。
2019年6月5日(水)
深夜の散歩してから事務所に入ったら『夜明け告げるルーのうた』の放映中だった。Netflixで『アグレッシブ烈子』を視聴。タイトルは知っていたけど、観るのは初めて。烈子が可愛い。部下に欲しい感じ。昼間は取材の予習。18時からあるプロダンションで打ち合わせ。19時からその近くのプロダクションで取材。取材の出来は95点くらい。
2019年6月6日(木)
あるアニメーターさんから、夏の書籍で使うラフ原画のA1とendが届く。A1とendの間に何枚か画が入るのだけれど、どんな画が入るのか分からない。トリガーの移転を知る。トリガーが入っているビルには何度も行ったので、少し寂しい。午後は馬越嘉彦さんと打ち合わせ。高田馬場で「すーぱーそに子のぱわふる肉汁麺」を食べる。夏の書籍の束見本が届いた。今回の束見本は5冊。読み返してみると、この数日の日記は普段よりもとりとめがない。
2019年6月7日(金)
昨日のアニメーターさんから、A1とendを含めた全部のラフ原画が届く。予想よりも原画の枚数が多い! ポイントの原画を使ってデザインをすることになった。朝イチの回で『海獣の子供』を観る。試写会に続いて二度目の鑑賞で、映像の凄まじさを再確認。内容についても、今回の鑑賞で分かったことがいくつかあった。物語が理解できたというよりも、どんなことを伝えるための映画か、ということについての理解が進んだ感じ。渡辺歩監督の入魂の作品であることも分かった。僕が10数年、待ち望んでいた渡辺歩監督作品だったのかもしれない。午後はササユリカフェに。
2019年6月8日(土)
昼は「第22回文化庁メディア芸術祭」の「アワードカンファレンス[功労賞]セッション2「アニメーションのコンピューター化、研究領域の活性化、人材育成に貢献 -アニメーション監督/アニメーション研究者 池田宏」に。池田さん自身は体調不良のため来場できず、片渕須直さんと横田正夫さんの二人でトークが進められる。以前、片渕さんと僕の二人で池田さんに話をうかがったことがあるが、その時よりも片渕さんの池田さんについての研究は進んでいるようだ。池田さんとドキュメンタリーの関係についての話で、それを感じた。