COLUMN

アニメ様の『タイトル未定』
194 アニメ様日記 2019年2月10日(日)

2019年2月10日(日)
TOHOシネマズ新宿で『劇場版CITY HUNTER 新宿PRIVATE EYES』を観る。TOHOシネマズ新宿を選んだのは、新宿が舞台だろうから、くらいの軽い理由だったのだけど、映画冒頭にTOHOシネマズ新宿そのものが登場。お客さんも沸いていた。今回の劇場版は『CITY HUNTER』のリブートでありつつ集大成のような内容。レギュラーキャラそれぞれに見せ場があるし、歴代主題歌がかかりまくる。「Get Wild」が始まるタイミングと、エンディングの最初の映像も百点満点。エンディングのアニメ歴代名場面のリメイクも相当よかった。冴羽リョウ(「リョウ」の文字は正しくは「犭」に「尞」)と槇村香の物語としても、これが完結編でよいのではないかと思ったくらいだ。ただし、画作りに粗がないわけではない。また、演出が今ふうでないのだが、それが狙ったものなのかどうかが気になる。今回は盛り沢山な内容であったけれど、もしも次があるのなら、まるで違った作りにしてもいいと思う。

2019年2月11日(月)
三連休の3日目。最近、Huluで「ロボコップ」などの有名アクション映画をながらで観ている。あまり大きな声で言えないが、今日まで「スピード」と「ワイルド・スピード」をごっちゃにしていた。「スピード2」が「スピード」っぽくないのも初めて知った。
引き続き『名探偵コナン』の原作を読み進めている。88巻FILE10「ガールズバンド」は、アニメ化された時に冒頭の『けいおん!』ネタが気になっていたのだけど、その部分のセリフは原作のママのようだ。園子は『映画 けいおん!』をTV放映で観たと思われるが、「アニメ映画」ではなく「映画」と言っていた。『名探偵コナン』世界では『けいおん!』は実写映画なのだろう。園子達が自分達をマンガキャラ(アニメキャラ)と意識している可能性もあるけど。

2019年2月12日(火)
「アニメスタイル014」の編集作業が一段落した。お世話になった方々、ありがとうございました。読者の皆さま、よろしくお願いします。そして、「アニメスタイル014」が一段落した日に「アニメスタイル015」の特集がひとつ決まった。
Eテレを流しっぱなしにして作業をしていたら、『ガラピコぷ~』という番組のオープニングアニメーションがいい感じで、見知らぬアニメ作家かと思って検索したら、久野遥子さんの仕事だった。知りませんでした。すいません。ちなみに『ガラピコぷ~』は独立した番組ではなくて「おかあさんといっしょ」のコーナーだった。

2019年2月13日(水)
「アニメスタイル015」の記事の企画書を2本、書く。それから、3月イベントのタイトルが決まった。「第155回アニメスタイルイベント 平松禎史 デザインの話・彼氏と彼女の話」だ。

2019年2月14日(木)
郷里から戻ったワイフに付き合って、TOHOシネマズ新宿で『劇場版CITY HUNTER 新宿PRIVATE EYES』を鑑賞。まさか1週間のうちに同じ映画を同じ劇場で2度も観ることになるとは思わなかった(席もほぼ同じ席)。そして、2度目の方が楽しめた。事務所で『抱かれたい男1位に脅されています。』を1話から観た。『【俗・】さよなら絶望先生』でお世話になった龍輪直征さんの監督作品なので、落ち着いて観られる時に観ようと思っていたら、放映終了後になってしまった。原作は知らないけれど、おそらく龍輪さんは原作をリスペクトして、変にアレンジしたりせずに、ナチュラルに作っているのではないだろうか。その印象も含めて、彼らしい作品だと思った。

2019年2月15日(金)
平松禎史さんのイベントの告知をし、『若おかみは小学生!』コンテ本の告知の準備を進める。

2019年2月16日(土)
スケジュールの確認をしたり、テキストを書く前の準備をしたり。Amazonから雑誌のバックナンバーが何冊か届く。「ダ・ヴィンチ」とか「オトナファミ」とか。いずれも取材の予習に使うものだ。「2019/02/23にプライムの閲覧期間が終了します」とのことだったので、Amazon Prime Videoで『惑星ロボ ダンガードA 宇宙大海戦』を視聴。印象は前に観たときと変わらない。シリーズ中の1エピソードという感じ。『惑星ロボ ダンガードA対昆虫ロボット軍団』の方は有料レンタルなのね。