2018年8月19日(日)
映画館で映画を観る日々・その2。TOHOシネマズ新宿で『ペンギン・ハイウェイ』を観る。ビジュアルにもキャラクターにも魅力があり、物語もしっかりしている。石田祐康監督のいいところが残ったまま、多くの人に楽しんでもらえる方向に進化した感じ。僕は原作既読だったので、初めて観る映画なのに、次におきることが分かってしまった。それがちょっと残念だった。キャストだと、ウチダ君役の釘宮理恵さんがとてもよかった。他のキャストも素敵なんだけど、釘宮さんが特によかった。
2018年8月20日(月)
映画館で映画を観る日々・その3。シネ・リーブル池袋で『えいが それいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星』を観る。映画『アンパンマン』の30作目だ。小川びい君の受け売りになってしまうけれど、アンパンマンとばいきんまんの共闘、今までのばいきんメカの再登場が見どころ。
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2018年8月21日(火)
映画館で映画を観る日々・その4。新文芸坐で洋画「グレイテスト・ショーマン」を観る。ロードショー時にあるアニメ監督が誉めていて、それで気になっていた映画だ。音も映像もよかった。最近の僕は「映画を観たい欲」が強くて、「映画を観た満足感」が欲しくてたまらない。だから、映画に手間がかかっていて、それが効果に繋がっているだけで嬉しい。本編終了後に謎のメイキングがついていた。メイキング自体も感動的だったけれど、映画の余韻を考えると、これが付くのはどうだろうかとは思った。
2018年8月22日(水)
松屋の「茎わさび山形だし牛めし」が終了したのが軽くショック。映画館で映画を観る日々・その5。シネ・リーブル池袋で『詩季織々』を観る。日中合作アニメということでいいのかな。3本立てオムニバス。3作品ともドラマ方向性が違っていて、それがプラスになっている。3本目の「上海恋」は新海誠作品へのリスペクトも含めて好印象。カセットテープのモチーフもいいし、主人公達が男女3人並んでラジカセでカセットテープの曲を聴く場面がよかった。『詩季織々』は芝居(作画の芝居)もよかった。
2018年8月23日(木)
映画館で映画を観る日々はひとやすみ。デスクワークとか原稿とか。
2018年8月24日(金)
映画館で映画を観る日々・その6。TOHOシネマズ新宿で『ポノック短編劇場 ちいさな英雄-カニとタマゴと透明人間-』を観る。『詩季織々』と同じく、3本立てオムニバス。3本ともアニメーションとしてはいいところがあるのだけど、まとめて57分の尺は短すぎて「え、もう終わり」と思ってしまった。特に『サムライエッグ』に関しては、3倍くらいの尺がほしかった。
2018年8月25日(土)
昼間は原稿作業。夜はオールナイト「新文芸坐×アニメスタイル セレクションvol. 106 『この世界の片隅に』二度目の夏」を開催。昨年夏の『アリーテ姫』『マイマイ新子と千年の魔法』『この世界の片隅に』に加えて、今年は「ACE COMBAT 04 shattered skies」サイドストーリーも上映。「ACE COMBAT 04 shattered skies」サイドストーリーがスクリーンで上映されるのは世界で三度目か四度目。スタッフクレジット付きのバージョンは今回が初だった。トークでは制作中の『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の話題も。