先日開催したトークイベント「井上俊之の作画を語ろう」に続き、カリスマの名前で親しまれているスーパーアニメーター、井上俊之にスポットをあてたオールナイトを開催する。タイトルは「『さよならの朝に約束の花をかざろう』と井上俊之の仕事」。2018年7月21日(土)の開催だ。
上映作品は、岡田麿里が監督を務めた大作『さよならの朝に約束の花をかざろう』、大友克洋が総指揮・原作などを務めたオムニバス『MEMORIES』、沖浦啓之監督の初監督作品であり、Production I.Gの代表作でもある『人狼』の3本。
「アニメスタイル013」の巻頭特集でも話題になっているが『さよならの朝に約束の花をかざろう』で、井上は1300カット中の400カットのレイアウトやラフ原画を担当。つまり、1本の映画の1/3近くの作画に関わり、アニメーションとしての完成度について大きく貢献した。素晴らしい仕事だった。
『MEMORIES』ではその中の「彼女の想いで」において、キャラクターデザイン・作画監督を担当。『人狼』では副作画監督、原画などの役職で腕を振るっている。上映する3作品は井上俊之の代表的な仕事というだけでなく、いずれも内容、映像の両面で見応えのある作品だ。
トークコーナーのゲストは、井上俊之を予定。他のゲストついては決まり次第、告知する。前売り券は7月7日(土)から新文芸坐窓口とチケットぴあで発売となる。
新文芸坐×アニメスタイル セレクションvol. 105 |
開催日 |
2018年7月21日(土) |
会場 |
新文芸坐 |
料金 |
一般2600円、前売・友の会2400円 |
トーク出演 |
井上俊之、小黒祐一郎(司会・アニメスタイル編集長) |
上映タイトル |
『さよならの朝に約束の花をかざろう』(2018/115分/DCP) |
備考 |
※オールナイト上映につき18歳未満の方は入場不可 |
●関連サイト
新文芸坐オフィシャルサイト
http://www.shin-bungeiza.com/
●関連書籍
『さよ朝』大特集の「アニメスタイル013」が発売中!
http://animestyle.jp/news/2018/07/04/13784/