10月のオールナイトは、「東映長編」の愛称でファンに親しまれてきた、東映動画(現・東映アニメーション)初期の長編作品をビックアップ。データ原口こと、アニメーション研究家・原口正宏の解説つきでお届けする。開演は10月4日(土)22時45分から、場所はお馴染み池袋・新文芸座だ。
上映作品は4本。高畑勲、大塚康生、宮崎駿らの若きの仕事であり、鮮烈な表現が素晴らしい『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968)、古典の風格をそなえた傑作『長靴をはいた猫』(1969)、明朗まんが映画の決定版『どうぶつ宝島』(1971) 。もう1本の『ガリバーの宇宙旅行』(1965)は、当時動画マンだった宮崎駿のアイデアでラストシーンが変更されたというエピソードばかりが話題になるが、原口正宏は、これまでとは違った観点から語ってみたいという。『ガリバーの宇宙旅行』の再評価につながるのだろうか。
いずれもシネマスコープで制作された作品であり、フィルムでの上映となる。新文芸座の大きなスクリーンでの鑑賞を楽しんでいただきたい。
前売券はチケットぴあと新文芸坐で発売中。当日は「宇宙戦艦ヤマト2199 結城信輝 原画集」など、アニメスタイルの関連書籍を販売する。
新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol.60 |
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開催日 |
2014年10月11日(土) |
会場 |
新文芸坐 |
料金 |
当日一般2600円(前売・友の会2400円) |
トーク出演 |
原口正宏、小黒祐一郎 |
上映タイトル |
ガリバーの宇宙旅行(1965) |
備考 |
※オールナイト上映につき18歳未満の方は入場不可 |
●関連サイト
新文芸坐オフィシャルサイト
http://www.shin-bungeiza.com/