COLUMN

第326回 『戦勇。』OPと本編

あ、そういえば自分がやった『戦勇。』が出そろいましたね!

今だからバラすと、実は第2期分にあたる最初の3本(第14話「勇者、思い悩む。」、第15話「勇者、唖然とする。」、第16話「勇者、嵌められる。」)は去年の10月に上げたコンテで、第1期OPよりも前なんですね〜。以前書いた「ヤマカンさん(山本寛監督)との初対面」の項は、厳密に言うとこの第14〜16話のコンテ打ちの時の話と混ざってます。特にウソを書いたわけではないので、ヤマカンさんとの打ち合わせ風景はあの(イラストの)ままでした。ほとんど黒澤映画や宮崎アニメの話の中でたまに軌道を『戦勇。』に戻す感じ。まあ、かなり脱線だらけの打ち合わせでしたが、第14〜16話のコンテを先にやってたからこそ、その後の第1期OP、第2期OPがやりやすくなったのは確かです。作品全体の世界観はもちろん、ファンの人たちがどんなOPを観たがってるのか? を考える際、本編から入ってなかったらきっと戸惑った事でしょう。特に第15・16話の鮫島をコンテで描いてなかったら第2期OPの「ダッシュで駆けつける鮫島」のカットは入らなかったはずで、第2期OP中で自分がいちばんお気に入りのカットがコレだったりもします。俺、『戦勇。』キャラの中では鮫島がかなり好きです。じゃあいつものとおり第2期OPの解説をば

今、あのOPの内容を解説すると
ネタバレになるので全話放映後の方がいいですね!

 では来週は『てーきゅう』第2期のOPの話を!