編集長・小黒祐一郎の日記です。
2022年3月20日(日)
「炎の4日間」の2日目。散歩以外はひたすらデスクワーク。
ある劇場アニメのBlu-rayソフト。監督の作家性が濃くに出ている作品なのに、解説書はなし、特典ディスクはキャスト関係の映像特典のみ。それと別の深夜アニメのBlu-ray BOX。こちらも意欲的な作品だったけれど、スタッフのコメントはオーディオコメンタリーだけかな。ファンの好みに合わせてこういった内容になっているのだろうけど、ちょっと寂しい。
2022年3月21日(月)
「炎の4日間」の3日目。午前2時20分に出社して、散歩を挟んで18時半までデスクワーク。事務所の裏の自販機の缶コーヒーが全てアイスになった。毎年思うけど、僕的にはちょっと早い。
スターチャンネルの「黄金の七人 木曜洋画劇場版」「続・黄金の七人/レインボー作戦 土曜映画劇場版」を録画とオンエアで流し観。「続」は小学生の時にこの吹き替えで観ているんじゃないかな。自分が面白いと思ったのは「新・黄金の七人 7×7」かなあ。1作目は音楽がお洒落。それから、小原乃梨子さんが凄くよかった。
突然、思い出したけれど、20年以上前の話。脚本の仕事やっていた友人が、自宅で暖房を使っていないと言っていた。寒い時はどうするの? と聞いたら「腕立て伏せをするんだよ」と応えた。当時は変わった人だなあと思ったけれど、自分が仕事の合間にショート散歩を入れる生活を続けていると、仕事中に運動を挟むと身体も温まるだけでなく、目が冴えるというメリットがあることが分かる。今になって、あいつは大したやつだったんだなあと思う。その彼も結婚したらしいので、今は暖房を使っているに違いないけれど。
2022年3月22日(火)
「炎の4日間」の最終日。午前1時30分に出社。散歩を挟んで19時半までデスクワーク。新しい原稿を書くのは深夜から朝までで、午前中と午後は他の作業。
ながらでスターチャンネルの「ヴァージン・スーサイズ」「ブリングリング」吹き替えをながら観。ああ、こういう感じの映画なのか。洋画の吹き替えばかり観ているのは、仕事で扱っている作品と別のアニメを観ると混乱してしまいそうだから。
2022年3月23日(水)
午前2時に出社。散歩をはさんで18時45分までデスクワーク。「炎の4日間」は終わったけれど、忙しいことに変わりはない。同じくらい疲れた。
Amazon prime videoの「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」で「続エマニエル夫人(吹替版)火曜映画劇場版」を視聴。小原乃梨子さんのエマニエルが凄くいい。理想の小原さんだ。
ネットで公開された「片渕須直監督新作 紹介映像第一弾」を観てほっとする。制作が進んでいることは知っていたし、考察についてはイベントで山のようにうかがってきたのだけれど。作品としてのかたちを少し観ることができて嬉しかった。
2022年3月24日(木)
昼間は自宅で休んで、夕方から「第186回アニメスタイルイベント 【合田浩章スケッチブック刊行記念】合田浩章 TALK LIVE」に。アニメスタイルイベントではあるけれど、今回は出演はしないで、観客席から見る。自分が出演しなかったのは「合田浩章スケッチブック」の編集を編集部スタッフに任せていたため(自分がやったのは企画と、表紙カバーのデザインのデザイナーさんへの依頼くらいだ)。本の編集を任せていたのに、イベントにしゃしゃり出るのは違うなあと思ったのだ。充実したイベントになっていたのではないかと思う。
2022年3月25日(金)
「アニメスタイル016」のページ構成はこれで最後(のはず)。この作品のこの資料は「アニメスタイル016」に載らなければ、この後、世に出ないかもしれない。そう思うと、本来なら時間をかけて選びたいところだけど、校了も近く、使える時間は僅かだ。
2022年3月26日(土)
半休の日。グランドシネマサンシャインの朝の回で「THE BATMAN-ザ・バットマン-」【MAXレーザーGT字幕】を鑑賞。物語については好みでないところもあるが、ここぞというところの映像と演出は大したもの。映画館で映画を観たのは久しぶりで、いい環境でいい画を観て、いい音を聴けただけで満足。「合田浩章スケッチブック」の販売会&ミニ展示会を開催中のGinger&Starに寄ってから、大塚へ。「うまうま」で食べて吞む。差し入れにフルーツ大福を買って、再びGinger&Starに。在廊していた合田さんにご挨拶。事務所に戻って作業を進める。