【サイン無し】アニメマニアが語るアニメ60年史 1963~2023 (AS-135)
- 仕様 : A5サイズ、104ページ
- 発売日 : 2024年5月13日頃 ※発売日の異なる商品と一緒にご注文された場合、発売日の遅い商品に合わせて一括でのお届けになります。
- 購入制限数 : 1オーダーにつき最大3冊まで
この書籍は2023年9月9日に開催したイベント「第210回アニメスタイルイベント アニメマニアが語るアニメ60年史」と2024年1月28日(日)に開催したイベント「アニメマニアが語るアニメ60年史 PART2」のトークを再構成したものです。
主な語り手はアニメスタイル編集長の小黒祐一郎であり、元アニメ雑誌編集者であるプロデューサーの高橋望さん、アニメーション史研究家の原口正宏さんが聞き手を務めています。そして、表紙デザインは『傷物語』の監督等で知られる尾石達也さんに担当してもらいました。
書籍の前半ではテレビアニメ60年の流れを語り、その後でいくつかのトピックスについて触れています。テレビアニメ60年の流れでは1970年代後半に始まったアニメブームの後に「テレビアニメ冬の時代」があり、その後に「作品とファンの再構築」が始まったこと、そして、21世紀になってから「アニメのコンテンツ化」が進んだ、としたのがポイントです。
書籍の後半のテーマは「アニメ、アニメーション、和製アニメーション」です。「アニメ」は「アニメーション」を別のものであるとし、それに「和製アニメーション」を加えて、改めて「アニメ」と「アニメーション」について考えています。さらに原口正宏さんにもうひとつの「アニメーション」について語ってもらいました。
書名に「アニメマニアが語る」とつけたのは、この書籍で述べられていることが、ファン目線のものであり、発言者の主観に基づくものであるからです。イベントのトークそのままではなく、加筆修正を加えて、幾つかの注を加えたものではありますが、それでも説明不足の点はあるはずです。ひょっとしたら、事実誤認もあるかもしれません。また、アニメの歴史の全てを語ってるわけでもありません。そのことは予めお断りしておきます。ではありますが、アニメについての今までになかった視点を話題を提供できているのではないかと思います。紙の本よりも遅れるかもしれませんが、kindle版も刊行する予定です。
こちらは本書の【サイン無し】の販売ページです。数量限定で本書の著者であるアニメスタイル編集長の小黒祐一郎と表紙デザインを担当した尾石達也さんのサイン入り書籍を販売しています。購入はこちら(http://animestyle.jp/shop/archives/2971)のリンクよりお求めください。なお、サイン入れの作業のため、サイン無しの書籍よりも発送が遅くなる見込みです。
▼本書籍の目次
アニメマニアが語るアニメ60年史 1963~2023 PART1
▼1963年~1977年 TVアニメ黎明期
▼1978年~1984年 アニメブーム
▼1985年~1987年 TVアニメ冬の時代
▼1988年~1994年 作品とファンの再構築(1)
▼1995年~2000年 作品とファンの再構築(2)
▼2001年~2023年 増大と一般化の時代
▼日本のアニメの3大改革(1)トレスマシンの導入
▼日本のアニメの3大改革(2)レイアウトシステムの成立
▼日本のアニメの3大改革(3)制作のデジタル化
▼大ヒットしたアニメラマ第一弾『千夜一夜物語』
▼先進的だったタツノコプロ
▼覚えておいてほしい名前(1) 長浜忠夫
▼覚えておいてほしい名前(2) 芹川有吾
▼覚えておいてほしい名前(3) 川尻善昭
▼日本のアニメの到達点『伝説巨神イデオン 接触篇』『発動篇』と『銀河鉄道の夜』
▼1980年末~1990年代中盤 ステップアップする劇場アニメ
▼21世紀初頭の海外展開を意識した大作群
▼『ほしのこえ』
アニメマニアが語るアニメ60年史 1963~2023 PART2
▼「アニメーション」と「アニメ」
▼3コマでしっかり動いてみえるアニメーション
▼フルアニメとリミテッドアニメ
▼高畑勲のアニメーション作品
▼アニメーションと和製アニメーション
▼個人作家のアニメーション
▼商業アニメーションと個人作家
▼アニメの芸術性