「アニメミライ」で上映され、その完成度で注目された『デス・ビリヤード』のＴＶアニメ化が発表された。タイトルは『デス・パレード』。原作・脚本・監督の立川譲、制作のマッドハウスは、短編から変わらない。日本テレビにて2015年に放映予定だ。
　「アニメミライ」は若手アニメーター育成を掲げ、文化庁の助成を得て、2010年より展開されているプロジェクト。『デス・ビリヤード』は2012年度の企画で、2013年に劇場等で公開になっている。このプロジェクトの企画がＴＶアニメになるのは、これが初めて。
　「アニメミライ」は若手アニメーター育成を目的としてたプロジェクトであるが、制作プロダクションの振興という側面もあり、作品が完成その後の展開については、制作会社に任されているのだ。それだけに、このＴＶアニメ化には大きな注目が集まる。
　ストーリー等はまだ明らかでないが、キャッチにある「クイーン・デキム」は『デス・ビリヤード』で舞台となったビリヤード・バーの名前だ。あそこを舞台に再び極限の人間模様が描かれるのだろうか。