COLUMN

アニメ様の『タイトル未定』
223 アニメ様日記 2019年9月1日(日)

2019年9月1日(日)
去年も9月1日にも書いたけど、今年も書く。「なんてこった。この空域には、今まで撃墜した数と同じくらいの戦艦がいる!」。ここまでも忙しかったけど、今年の残り4ヶ月はさらに忙しくなのだ。
暗いうちから散歩。久しぶりに公園でラジオ体操。ラジオ体操も毎日やらないといけないなあ。昼からトークイベント「第161回アニメスタイルイベント 『エウレカセブン』を語ろう!」を開催。充実したイベントになった。「家族の絆のハンバーグセット」はアニメスタイルイベントの特別メニューとしては傑作だと思う。池袋に戻ってから、ワイフとポケモンGOのレックウザのレイドに。

2019年9月2日(月)
暗いうちから散歩。午後にワイフと、グランドシネマサンシャインで『映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説』を観る。賑やかで、ひたすら楽しい映画。アニメ『うる星やつら』の正統進化形といえるかもしれない。キャラクターデザインの菊田幸一さんが猛烈に沢山仕事をしているように見えたけど、多分、間違ってない。映画以外はデスクワーク。例によって原稿以外の作業が多い。
9月1日放映分の『サザエさん』を観る。田中秀幸さんのマスオ役としては2回目。田中さんはおそらく増岡弘さんの芝居をなぞろうとはしておらず、それそれでよいと思う。ひょっとしたら、今は台本が増岡弘さんの芝居を前提にした言い回しになっており、喋りづらいところがあるのかもしれない。いずれ作る側も観る側も慣れるだろう。

2019年9月3日(火)
暗いうちから散歩。その後は、デスクワーク。早く片づけなくては、と思っていた作業をふたつクリアした。午後は打ち合わせ3本立てのはずが、3本目がなくなったので、自宅に戻って昼風呂。事務所スタッフは「馬越嘉彦 原画展」の準備の追い込み。

2019年9月4日(水)
暗いうちから散歩。そして、ラジオ体操。午前中は取材原稿のまとめ。タイマーをかけて30分作業して、また30分の繰り返し。午後はササユリカフェの「馬越嘉彦 原画展」の設営を見にいく(設営作業はスタイルのスタッフが担当)。事務所に戻ってデスクワーク。

2019年9月5日(木)
早朝の散歩はお休み。午前中から、シネフィルWOWOWの「世界がふり向くアニメ術」の撮影。前回の『銀河鉄道の夜』の解説が杉井ギサブロー監督に好評だったそうで、それはよかった。今回も地方在住の編集者さんに同行してもらった。その後、事務所に戻って打ち合わせ。来年春に出す予定の書籍の、全体のページ構成・第一弾ができてしまった。急げば年末に刊行できてしまう。いや、そういうわけにはいかないのだけど。

2019年9月6日(金)
暗いうちから散歩。高田馬場まで行って戻る。11時45分からの回で、ワイフと「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」をグランドシネマサンシャインの【IMAXレーザーGT字幕版】で鑑賞。予告も入れると3時間近くの上映時間だが、長いとは思わなかった。ストーリーだけ取り出すと、多分、面白くはないのだけど、映画としては面白い。ある人からLINEで「吉田玲子脚本作品のお薦め」を訊かれて、嬉々としてタイトルを次々に送る。

2019年9月7日(土)
暗いうちから散歩。大塚から巣鴨まで行って、池袋に戻った。いつもの公園でラジオ体操。事務所に戻って、来週以降の仕事の整理。高血圧関係で病院。昼寝。午後はまた事務所に。夕方、今度開店する一人焼肉の店のプレオープンにワイフと行ってみた。値段は通常の焼肉屋よりも定食屋寄り。土曜日っぽい一日って感じ。
ちまちまとiPhoneのKindleで読んでいた推理小説を読了。 「すごいドンデン返し」があると知っていて、それで読み始めたので、だいたいどんな仕掛けかは分かってしまった。要するに叙述トリックだろうと思って読んだら、やっぱり叙述トリックだった。それが分かっていても面白かったけれど。