COLUMN

アニメ様の『タイトル未定』
218 アニメ様日記 2019年7月28日(日)

2019年7月28日(日)
半休の日。朝から昼まで、原稿以外のデスクワークと散歩。昼寝をはさんで、16時からワイフとポケモンGO。ロケット団のジムを攻略して歩く。ワイフの希望で、18時35分から池袋HUMAXシネマズで『海獣の子供』を鑑賞。僕はスクリーンで観るのは4回目で、ワイフは3回目。『海獣の子供』は4度目でも飽きない。それから、夏の暑い日に観たほうがいいな。

2019年7月29日(月)
嵐のような忙しさ。午後に打ち合わせが一件。「交響詩篇エウレカセブン アーカイブス」の告知を開始。SNSで投稿した話題について、ここにも記しておく。Aプロ時代に『パンダコパンダ』TVシリーズの企画書が作られている。『パンダコパンダ』のスチルが使われていたので、『パンダコパンダ』の後に作られたものだろう。トピックスとしては、ミミ子のおばあちゃんがレギュラーで、パパンダとパンは一緒に暮らすわけではないということ。あらすじを読む限り、「パパンダとパンも出てくる『長くつ下のピッピ』」を狙ったのではないかと。その企画書を読ませてもらったのも、40年くらい前のことだ。

2019年7月30日(火)
「馬越嘉彦 アニメーション原画集 第二巻」の詳細告知と先行販売の受付を開始。午前中はラフを描きまくる。12時から高田馬場である監督と打ち合わせ。14時から中野で「アニメスタイル015」の取材。事務所に戻ってデスクワーク。一度マンションに戻ったのだが、チェックするものがあり、22時くらいに事務所に戻って、0時過ぎに帰る。

2019年7月31日(水)
「中村豊 アニメーション原画集 vol.1」の詳細告知と先行販売の受付を開始。この数日「尾石達也的」とは何かについて、色んな人と話をしている(尾石さんの特集の準備をしているわけではありません)。

2019年8月1日(木)
寝不足だったので、午後に自宅に戻って昼寝。それ以外はデスクワーク。夏の3書籍の校正など。それから、夏の3書籍の次の書籍の作業等々。『ケンガンアシュラ』をNetflixで一気観した。面白し、よくできている。3DCGによる肉体表現が上手くいっている。キャラクターの表情もいい。

2019年8月2日(金)
午前中から、ワイフと東京国立近代美術館で開催されている「高畑勲展 日本のアニメーションに遺したもの」に。非常に充実した展示だった。「分かっている人」が丁寧に、そして、熱心に構成しているという印象。『太陽の王子ホルスの大冒険』は1万円くらいの資料集を出してほしいなあ。少しマンションで休んでから、事務所に。夏の小冊子最後の一冊の作業が終了。そのまま次の書籍の打ち合わせに入る。それから、冬の書籍と来年の書籍の打ち合わせも。
「馬越嘉彦 アニメーション原画集 第二巻」について少し記しておく。この書籍には『ハートキャッチプリキュア!』の原画を載せている。だけど、お借りした原画の画像データは話数別にまとめられているわけではなく、各原画にも話数やカット番号は書かれていない。そこで掲載する原画を選んでから、ビデオを観ながら、その原画が『ハートキャッチプリキュア!』の何話なのかを確認していく作業をすることになった(話数が判明した後でコンテを見て、カット番号を確認する)。しかし、確認作業はなかなか進まない。そこで、「プリキュアの凄いファン」こと祥太さんに確認作業を頼むことになった。事情を説明すると「『ハートキャッチプリキュア!』なら大半のカットは頭に入っています」という頼もしい言葉。事実、次々に話数が判明していく。「この表情はこのカットの映像にないようですが」との編集部スタッフからの質問に「エフェクトが手前にきて、顔が隠れているコマの原画です」と明瞭な返答が。さすがだ、さすがすぎる。

2019年8月3日(土)
午前11時から阿佐ヶ谷で、久しぶりの方と打ち合わせ。事務所に戻ってデスクワーク。16時からワイフと、ポケモンGOのコミュニティデイに。今回はラルトスが大量発生。僕は色違いを6匹ゲット。