COLUMN

アニメ様の『タイトル未定』
203 アニメ様日記 2019年4月14日(日)

2019年4月14日(日)
早朝の新文芸坐に。オールナイト「新文芸坐×アニメスタイル セレクションvol. 113 2018年傑作アニメ! リズ・ペンギン・若おかみ」の最後を見届ける。オールナイト終了後に、館内の掲示で気がついたのだが、お客さんの投票による「2018年 新文芸坐ベストテン」で、邦画の10位が『若おかみは小学生!』、12位が『ペンギン・ハイウェイ』だった(Twitterで『ペンギン・ハイウェイ』が11位だとツイートしたが誤りだった。すいません)。素晴らしい。

2019年4月15日(月)
「アニメスタイル インタビューズ01」の追い込みの日々。昼までに「アニメスタイル インタビューズ01」の最後の原稿。

2019年4月16日(火)
「アニメスタイル インタビューズ01」の追い込みの日々。コンビニを数件回って「気分はもう戦争3(だったのかも知れない)」が掲載された「漫画アクション」を購入した。

2019年4月17日(水)
「アニメスタイル インタビューズ01」校了。印刷会社に組んでもらったスケジュールから遅れてしまった。夕方、散歩をしたら事務所の近くに、アニメファンのためのヘアサロンができていた。

2019年平4月18日(木)
「アニメスタイル インタビューズ01」の編集作業が一段落したので、通常モードに戻る。午前中はデスクワーク。昼にポケモンGOでポケモンの交換をするために、業界のある方と喫茶店で待ち合わせ。ポケモンGOについて色々と話をした。僕も熱心にポケモンGOをやっているほうだと思うけれど、その方のやり込みにはとても敵わない。ちなみにその人は僕よりも年上だ。池袋HUMAXシネマズで『名探偵コナン 紺青の拳』を観る。絵コンテに目を通していたが、完成作品を観るのはこれが初めて。上映終了後、周囲に座っていた女性客達が大喜び。ファンが喜ぶポイントをしっかり押さえていた。新文芸坐で今後のオールナイトについて打ち合わせ。

2019年4月19日(金)
新宿ピカデリーで『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』を初日朝イチの回で観る。感想としては「卒業した部の先輩が、後輩達が頑張っているのを見ている気分」だった。細かいところでよかったのは小笠原晴香元部長の描写。この日記がアップされる頃には、公開から数週が経っているはずなので、以下はネタバレ込みで書く。物語の構成を気にしながら観ると、映画の途中で久美子達が全国大会に行けないことが分かってしまう。それがちょっと残念だった。それから、新1年生にスポットが当たるので、どうしても「久美子の話」としては弱くなる。それでも真摯な作りで作品としてまとめていた。いつか作られる3年生編では、かつてのあすか先輩に匹敵するような3年生に、久美子がなれるかどうかが描かれるのだろう。意識して他人と距離をとっていたあすかに対して、久美子はどうするのかという点に興味がある。また、上級生ではあるけれど演奏が上手ではない夏紀のドラマを、葉月が引き継ぐことになるはずで、そこも楽しみだ。3年生編のタイトルは『劇場版 響け!ユーフォニアム~奇跡のアンコール~』がいいな(もっとヒネったタイトルになると思うけど)。
さらに『響け!ユーフォニアム』の話を続ける。石原立也監督の劇場作品と、山田尚子監督の劇場作品が作られると発表された時、正直、興奮した。『響け!ユーフォニアム』TV第1シリーズはどこまでが石原監督のカラーで、どこまでが山田監督のカラーか分からなかった。2人がそれぞれ監督作品を作ることで、カラーが分かると思ったのだ。結論としては分かった。いや、分かったような気がする。

2019年4月20日(土)
ユナイテッド・シネマとしまえんで『キャプテン・マーベル』の吹き替え版を、ワイフと一緒に観る。多くの人がそう思ったに違いないけれど、主人公の終盤での強さは反則レベルで、1人でサノスをやっつけられるのではないかと思った。話は変わるが、今日も池袋の街にはコスプレイヤーさんが大勢いて、『紺青の拳』のアーサー・ヒライのコスプレをしている人がいた。コナンではなくて、アーサー・ヒライのコスプレである。