COLUMN

アニメ様の『タイトル未定』
199 アニメ様日記 2019年3月17日(日)

2019年3月17日(日)
昼間は、ワイフと缶ハイボールを片手に公園へ。芝生の上をゴロゴロする。珍しく日曜日らしいひととき。夜はLOFT/PLUS ONEでトークイベント「第155回アニメスタイルイベント 平松禎史 デザインの話・彼氏と彼女の話」を開催。事前に告知していた出演者が平松禎史さん、大塚雅彦さん、黒柳トシマサさん。それに加えて、シークレットゲスト、飛び入りゲストがあり、最終的に僕を含めて出演者が9人となった。実は開催の1週間前には「出演者が少なくてちょっと寂しいイベントになるかも」と思っていた。人数が増えたところで、僕がやるべきことはタイムキープである。普段のアニメスタイルのトークイベントだと、話を転がしてトークを膨らませていくところを、サクッと切り上げる。その一方で、ステージに上がった人に満遍なく喋ってもらえるように段取りを考える。結果として、盛り沢山で華やかなイベントになったのではないかと思う。自分の中では「LOFT/PLUS ONE的なイベント」と「Asagaya / Loft A的なイベント」がある。LOFT/PLUS ONEで開催したからといって、「LOFT/PLUS ONE的なイベント」になるとは限らないのだ。今回はLOFT/PLUS ONE的なイベントになったと思う。話は前後するが、平松さんに早めに会場に入ってもらって、「平松禎史 アニメーション画集」 と「平松禎史 SketchBook」にサインを入れていただいた。物販も好調であった。

2019年3月18日(月)
「アニメスタイル インタビューズ01」の取材。この方にインタビューをするのは27年ぶりくらいのはず。と思っていたら、こちらから切り出す前に「30年ぶりですね」と言われた。

2019年3月19日(火)
疲れがたまっていたので(翌日、風邪の引き始めだったことが分かった。最近、このパターンが多い)、半休にして昼間から自宅で横になる。窓を開けて部屋に風を入れ、Echo Dotに波の音を再生してもらう。海の近くのホテルで休んでいるという設定なのである。と書いていて、ちょっと悲しくなってきた。Netflixの「ラブ、デス&ロボット」を観始める。スタイルが多彩でぼんやりと映像を眺めているだけで楽しい。それから、夏に出す書籍のひとつが決まった。
タイトルを書かなくても、推理小説に詳しい人なら分かると思うが、ある有名な推理小説を「スマホ+Kindle」のセットで、移動時にちまちまと読んでいる。先週末に読んだ部分で、物語の途中で登場人物が「我々は推理小説の登場人物だ。言い訳などせずに、高貴な態度で登場人物であることに徹しよう」という意味のセリフを言い出した。20代の頃に「登場人物が、自分は推理小説の登場人物だ」と言い出す小説について、何かの本で読んだ。それがこれだったのか。トンデモ発言ではあるのだけれど、意外と作品のテイストに合っているというか、流れとしてはしっくりくる感じだった。

2019年3月20日(水)
Netflixで、ドラマ「チャンネルはそのまま」を観る。これは面白い。よくできている。事務所の倉庫から文庫本が入った段ボール箱が発掘されたので、アニメージュ文庫をラックに並べてみた。それなりの量があるけど、まだこれで全部ではないなあ。とりあえず「日本アニメーション映画ポスター史」の下巻を見つけたい。

2019年3月21日(木)
祭日。仕事の合間に『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars- I プロローグ×ユキノジョウ×タイガ』を新宿バルト9で観る。応援上映だった。同行者がペンライトを持ってきてくれたので、生まれて初めてペンライトを振った。応援上映が今回のプログラムの初見だったので正確に比較はできないのだけど、おそらくは応援のおかげで面白さ倍増。今後も応援上映で観たいと思った。

2019年3月22日(金)
「アニメスタイル インタビューズ01」のテキスト作業が進む。

2019年3月23日(土)
「アニメスタイル インタビューズ01」のテキスト作業が進む。ライターさんと打ち合わせ。